入学式
2022年04月07日
始業式や入学式。
この季節多くの学校が動き出した。
希望と不安で登校する生徒のみなさんを目にする。
希望いっぱいなのは真新しいランドセルを背負った新1年生の児童たち。
ちょっぴり不安なのは高3までのお兄さん、お姉さんたち。
コロナ禍のせいだ。
この丸2年間。
学校の行事はめちゃくちゃ。
先生方も大変だが、児童・生徒たちも大変だった。
もっとも大変だったこと。
私たちはこう考える。
学校に行くことは、授業を受け、知識を増やし、立派な大人になる訓練。
もう一つ大切なことがある。家族以外の自分と異なる人間と、集団生活を通して、学び、競い、援けあう訓練。
そこから友情は生まれる。
なのに、コロナ禍はそれらを一蹴した。
リモートなどICT機器による授業を否定しないが、先生方の「チョーク&トーク」のほうがはるかに心がこもっているのではないか。
そう、心が薄れていくのではないかと畏れているのである。
こうも考える。
学校に入学して、卒業するまでの間、もっとも大切なこと。
それは「笑顔」。
楽しくても、苦しくても、最後は笑顔で締めくくるのが学校生活の基本だと思う。
児童や生徒たちに笑顔を。
コロナの奴だって、児童や生徒たちの笑顔には勝てないのだから。
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