夏休み
2014年07月22日
いよいよ学校は夏休み。セミ採りや川遊びに草野球…。子どもの頃は夏休みが待ち遠しかったものだ。この夏休みはどうしてあるんだろうと考えてみた。
たぶん猛暑の時期だし、昔は校舎に冷房設備などなかったから。 農家などの家業手伝いのため。いわゆる藪入りの伝統から。 お盆の行事準備など、などが考えられる。 夏休み期間は7月20日前後から8月31日までが一般的だが、 全国一律ではなく、その土地の気候や風土により夏休み期間が 短いところもある。たとえば北海道や東北などは夏休みが短く、 冬休みが長いそうだ。
この夏休み、小学生時代は大歓迎だが、中学校から高校と進むにつれ、部活や特別授業が増えてきて、まるまる長期の夏休みはとれそうもないのです。まあ、この時期に流す汗の一滴は貴重ですから、生徒のみなさん頑張ってください。
同じく教職員、つまり先生方の夏休みはどうかというと、学校の正門は閉じていても、実は通常通り勤務しているんです。実際の夏季休暇は一般の公務員と同様に4日程度ということであり、それを超える休みを確保するには有給休暇を充てねばならないらしい。大企業のサラリーマンよりもむしろ短いのでは?
また、この時期には部活の大会や合宿・遠征などの行事が集中し、先生方は生徒の引率や大会運営等にあたります。また、会議や研修などで出張も続き、実は夏休みといえどもハードな毎日なんですね。
「夏休みが生徒と同じく長いから、教職員はいいなあ。」という一般の印象は全く誤解なんですね。 ただ先生方にとって都合がよいのは、あまりにも多い残務整理というか、レポートというか、書類作成の時間が取れることと、セミの声を聞きながら一瞬の静寂を見つけ、前半の授業方針や自己を振り返る時間が持てる、かもしれないということでしょうか。
ところで弊社の夏休みは? 聞くだけムダかな?
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