芸術鑑賞会・福岡工業高校のみなさん、ありがとう!
2024年11月11日
11月8日(金)は福岡県立福岡工業高等学校の芸術鑑賞、演目は「中国文化芸術夢公演」、会場は同校体育館でした。
同校では6年ぶり2回目の公演となります。
福岡工業高校のHPを拝見すると、同校は明治29年(1896年)設立され、常に先進的・創造的工業教育に取り組む西日本で最も伝統のある工業高校です。
本年度で創立128年を迎え、「質実剛健」 「自律」「創造」の校訓の下、卒業生は3万名を超え、産業界や社会を支える人材として、いまや日本国内はもとより世界各地で活躍しています。
設置学科は全日制課程が、染織デザイン科、建築科、機械工学科、工業進学科、電子情報工学科、環境化学科、電気工学科、都市工学科。定時制課程が工業技術科で、全日制定時制あわせて1学年10クラスの県下最大規模の工業専門高校として、豊かな人間性と将来のスペシャリストとしての知識・技術を身につけ、予測困難なこれからの時代において、主体的に考え行動し、未来を切り拓いていくスペシャリスト人材を育成しています。
また福岡工業高校は、文武両道を校是とし、「燃えろ福工生 目指せ日本一」を合い言葉に、ものづくりや研究活動などの工業教育、将来の生きる力を育むキャリア教育、2日間の体育祭や活気ある部活動等をとおし人間力を高める教育活動を充実・推進しています。
と、HPにK校長先生のご挨拶がありました。市民の間の愛称は”ふっこう”。礼儀正しいのも福工の特徴で、すれ違う際の”こんにちは”の笑顔がすばらしく、とくに柔道部やラグビー部など運動部のみなさんの挨拶には元気をもらいますね。
ところでこの「中国文化芸術夢公演」では、本番中の出演者は言葉を発しません。
発するのは観客である生徒のみなさんの、ワアッとか、オゥーとか、スゴイとかの歓声。
セリフで表現する演劇や声量を競う音楽と違い体で表現するのです。
本番中は誰も助けてくれません。
自分一人で技を完結しなければなりません。
たとえ本番中に失敗しても、誰も助けてくれません。
まさに自分自身との闘い。
そこでも必要なのは、集中力とバランス感覚、そして精神力。
出演者は知っています。
技が成功したら万雷の拍手が来ることを。
万雷の拍手が来ることは、これまでの鍛錬の苦しさが報われたことの証し。
いわば自分が認められたと感じる嬉しさの瞬間でもあるのです。
さて公演はテキパキした先生方の全体指導もあり定刻5分前に開演しました。
内容は予測どおり、のっけから大盛況。
一気にヒートアップし生徒のみなさんに深い感動をお届けできたようです。
そして弊社がもっとも訴えたいメッセージ。
これから進学や就職を控える3年生を中心に、それぞれが進む道に、納得と深い勇気と感銘を抱いていただくことができたようです。
終演後、信頼のおける男らしいご担当のH先生とがっちり握手しました。
お互いがめざした公演の効果に、お互いが納得した場面でもありました。
また教頭先生やK校長先生にもお褒めの言葉をいただき恐縮しました。
つくづく思いますね、日本と中国。政治、経済は大いに競い合いましょう。
日本は受けて立ちますよ。
喧々諤々やりましょう。
ただし文化や芸術は、互いが互いを理解し合い、尊重しましょう。
H先生のお手配もあり、会場片付けや機材の搬出に、生徒のみなさんは協力してくれました。
また出発を控えた出演者たちに駆け寄り、「再見!」や「よかった!」「また来て!」と声掛けし、握手してくれた生徒の皆さんの笑顔はとても輝いていました。
みなさんの満足感ある笑顔が、とてもありがたいお土産でしたよ。
「だから…、ガム!」。
私たちにとっても、とても意義ある公演でしたね。
楽しかった福岡工業高等学校芸術鑑賞会。
このような機会を設けてくださったご担当のH先生をはじめ、多くの先生方、保護者の方々に心から御礼申し上げます。
そしてありがとう、ほんとうにありがとう福岡工業高等学校のみなさん!
ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。
生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。
また㈱雅夢のフェイスブックもご参照ください。
この道一筋、まっすぐ、雅夢(がむ)しゃらに。
それではまたお会いしましょう。
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