芸術鑑賞会 鹿児島工業高等学校のみなさん、ありがとう!
2023年12月25日
12月15日(金)は愛称“鹿工(ろっこう)”鹿児島県立鹿児島工業高校の芸術鑑賞でした。
今回でたしか7回目。
中国文化芸術夢公演、アジア芸術夢公演、韓国チングドゥル、モンゴルの風コンサートなど、この10年間で大変お世話になっている馴染みある学校なのです。
向かいにコンビニがある体育館正面入口に駐車し、突き当りのエレベーターで3Fに上がり、広々とした体育館の端を進み、舞台横下手の用具室を楽屋にさせていただき、分電盤はあそこにあって、客電は放送室にあって、舞台上のバトンを下ろして……。
勝手知った体育館をお借りしての芸術鑑賞公演。
演目はもちろん「中国文化芸術夢公演」。
この10年間で3回目の上演だったのです。
鹿児島工業高校といえば、礼儀正しく、きびきびした態度の生徒たちが多く、文武両道の良き校風を引き継いでおり、今年創立115年目を迎える,歴史と伝統のある名門校です。
部活動も全般的に盛んで、令和5年度だけでも、ソフトボール部、ボクシング部、アーチェリー部がインターハイ出場。
放送部は第70回NHK杯全国高校放送コンテストのラジオドキュメント部門に出場。
工業高校らしく、第23回高校生ものづくりコンテスト全国大会の化学分析部門に出場。
第31回全国高校ロボット競技大会に機械部が出場。かごしま国体では馬術部と弓道部が優勝しています。
そんな鹿児島工業高校の令和5年度芸術鑑賞会「中国文化芸術夢公演」は、16日からの文化祭・第55回鹿工祭の口開けとして開催されました。
弊社のことをご存じの先生方も多く、開演前にT校長先生から心温まるご紹介をいただきました。
公演は定刻通りに開演。
静かに着席していた生徒のみなさんは、オープニングテーマ曲に乗って緞帳前に女性司会者が登場すると、一気に爆発しましたね。
賢い生徒さんが多い学校には似たようなパターンがあります。
つまり鑑賞する生徒のみなさんの期待度が、拍手や歓声となって、まるで打ち寄せる波のように、あるいは引き潮のように交互に繰り返すのです。
強弱というか、けじめというか、実に心地よい現象。
これでは出演者も張り切らざるを得ません。
こうして舞台と客席が一体となった楽しい公演が、また実現されたのです。
10年前に弊社の公演を観た卒業生は、いまや社会人となり各方面で活躍しています。
なかには中国に赴任している人もいるとききました。
日本と中国。
政治、経済、外交でケンカ?大いに結構、互いを高めるために大いにやりましょう。
ただし、文化や芸術や生活様式は、それぞれを理解し尊重しましょう。
友人との絆は大切にしましょう。
『孫氏の兵法・謀攻』にあります。
「彼を知り己を知れば百戦殆からず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」
つまり敵のことも味方のことも知らなければ必ず負けるのです。
私たちがこれから日本を背負って立つ若い高校生のみなさんに「中国文化芸術夢公演」を通して理解していただきたい願いがそこにあります。
鹿工生のみなさんはそれを素直に受け止めてくれます。
楽しかった鹿児島工業高等学校芸術鑑賞会。
このような機会を設けてくださったご担当のY先生をはじめ、開演前に、ご丁重なご挨拶を頂戴したT校長先生や多くの先生方、保護者の方々に心から御礼申し上げます。
そしてありがとう、ほんとうにありがとう鹿児島工業高等学校のみなさん!
ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。
生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。
また㈱雅夢のフェイスブックもご参照ください。
この道一筋、まっすぐ、雅夢(がむ)しゃらに。
それではまたお会いしましょう。
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