芸術鑑賞会 鹿児島商業高等学校のみなさん、ありがとう!
2023年11月16日
鎮西高校の芸術鑑賞を終えた私たちは一気に南下し鹿児島へ向かいました。
11月9日(木)は鹿児島市立鹿児島商業高等学校の芸術鑑賞。
作品は「中国文化芸術夢公演」。
同校体育館を会場に、今年で3回目の受託でした。
鹿児島商業高校は明治27年に開校した「鹿児島簡易商業学校」を前身とし,今年度で創立129年目を迎える歴史と伝統のある名門校です。
今年度の鹿児島商業高校の芸術鑑賞ご担当はS先生。
とても穏やかでご親切な先生とお見受けし、初めてお訪ねした際に、書法や篆刻に造詣が深い先生だと知りました。
いわば中国発祥の文化や芸術にご理解が深い先生ですから細かい説明はいりません。
S先生とは大局からの意見交換に終始しましたが、いずれにしても“ガムさんにお任せしますから”的な信頼をいただき、かえってこちらが責任を痛感して何が何でも前回をしのぐ作品で臨まなくてはと誓ったものでした。
鹿児島商業高校は公立商業高校として全国で唯一の男子校です。
商業科、情報処理科、国際経済科の3学科を擁し、誠実、勤労を校訓として、士魂商才を旨とした薩摩の経済を支える若者の養成を主眼としています。
同校も、前日公演した熊本の鎮西高校と並ぶ鹿児島では強豪の男子バレーボール部を擁していて、野球部や相撲部はじめ運動部は鹿児島の強豪校として実績を積み重ねています。
さあ開場です。
男子校といえば、規則正しく、ややかたぐるしい硬派なイメージがありますが、それは集合したり、整列したりする際の掛け声だけで、逆に、ピタッと進行すれば美しい動作に映ります。
まさに同校の生徒たちはその見本のようでした。
これから始まる芸術鑑賞の楽しみを前に、皆で協力して静かに進行しよう。
始まれば一気に楽しもう。
まるでマグマを蓄えた桜島のように。
そして開演。
一気に燃えましたよ。
しかし、さすが鹿児島商業高校です。
拍手や歓声の渦にもいわゆるメリハリがありました。
このメリハリを敏感に感じるのが出演者。
いわば生徒のみなさんは出演者の更なる能力を引き出す観劇方法を知っているんですね。
鹿児島商業高校、実に畏るべし。
こうして楽しい公演が続いた2時間でした。
あわただしい撤収作業を終えて校門を出た際、はるか先に桜島の威容が見えました。
「また、来いよ!」、
桜島に声かけられたようで、楽しく、嬉しい公演でもありました。
楽しかった鹿児島商業高等学校芸術鑑賞会。
このような機会を設けてくださったご担当のS先生や多くの先生方、保護者の方々に心から御礼申し上げます。
そしてありがとう、ほんとうにありがとう、鹿児島商業高等学校のみなさん!
ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。
生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。
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この道一筋、まっすぐ、雅夢(がむ)しゃらに。それではまたお会いしましょう。
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