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芸術鑑賞会 千原台高等学校のみなさん、ありがとう!

2023年11月14日

11月7日(火)は熊本市立千原台高等学校の芸術鑑賞で会場は同校体育館。演目は「中国文化芸術夢公演」でした。千原台高校では初めての公演受託となります。

7年前の熊本大地震で体育館などが破損、そして長引くコロナ禍に見舞われ、同校は大きな被害を被りましたが、立派に立ち直っています。

新築された体育館を拝見し、すれ違う明るい生徒のみなさんと挨拶を交わしながら、ここは何としても公演するべきだと、担当者として妙に力んだことを覚えています。

また全国高校女子駅伝大会で5位入賞の記憶も新しく、ハンドボールなどをはじめ、部活動にも熱心に取り組む、熊本市が設置した市立高校として”千原台“は名をはせています。

ご担当のK先生は冷静なご対応ながら内に秘めた情熱がほとばしるようなお方であり、中国文化に造詣が深いお方。

もうお一方のK先生は長身で明るく豪快な性格とお見受けし、とても信頼のおける先生でした。

今回は、K先生のご要望もあり、プログラムには中国雑技と内モンゴル馬頭琴を組み合わせてみました。

さあ開場です。

足早に生徒のみなさんが入場してきます。

その波はだんだん押し寄せる洪水のようであり、全体指導が始まると礼儀正しくピタッと静まりました。

そして定刻開演。

笑顔と歓声が左右にこだまします。

そういえば商談中にK先生とこんな会話をした覚えがあります。

「うちの生徒たちは素直だから、作品に興味がないときは公演中に寝る子がいるんだよな。失礼ながら。」

「子守唄をやるんじゃないから。寝かせなければいいんでしょ?興味津々、盛り上がりますよ。」

「そうかね。この作品だと大丈夫だと思うし、そうだといいんだけど…。」

「だいたい、公演中に生徒が寝るというのは、作品がお粗末だからですよ。といって、はしゃがせ楽しませればいいというものでもない。要は期待を上回る感動の中で、生徒たちが心から納得し、明日の意欲につながるメッセージを伝えなければ…、お任せください。ズバリ、寝かせませんから(笑)。」

公演は寝るどころか、生徒のみなさんのキラキラした瞳と笑顔で大いに弾けました。

中国雑技団の人ってすごい。

私たちも負けていられないと思ったでしょう。

モンゴルのホーミー?なんであんな声が出るんだろう、不思議だ。

そう思ったことでしょう。

よーし、任せて、私たちもがんばる。

千原台のみなさんはやる気満々でこの公演を歓迎し喜んでくれました。

終演後、生徒のみなさんは撤収する機材を体育館3Fから1Fまで積極的に運んでくれました。

機材を受け渡し入れ替わりに運ぶのが速いこと。

若者パワーってすごいですね。

あっという間に終わりました。

ありがとう。

みんなで写真撮ろうとポーズを決めましたよ。

楽しかった熊本市立千原台高等学校芸術鑑賞会。

このような機会を設けてくださったご担当のK先生やもうお一人のK先生、N先生や、そして多くの先生方、保護者の方々に心から御礼申し上げます。

そしてありがとう、ほんとうにありがとう、千原台高等学校のみなさん!

ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。

生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。

また㈱雅夢のフェイスブックもご参照ください。

この道一筋、まっすぐ、雅夢(がむ)しゃらに。それではまたお会いしましょう。

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