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芸術鑑賞会・出水中央高校のみなさん、ありがとう!

2018年12月10日

12月3日((月))は鹿児島県の出水中央高等学校の芸術鑑賞、演目は「中国文化芸術夢公演」でした。

出水中央高校は5年ぶり2回目の公演となります。

会場は前回と同じく出水市文化会館。

固定席1006名、立見席147名の立派な会場です。

5年前と同じくご担当はI先生やT先生。

5年前の感動を覚えてくださっていますから、今回はそれ以上の成果をということで私たちも気合を入れて臨みました。

とはいってもそれは仕事の話。

当社の特徴である、行程はのんびり、仕事はてきぱき、を実践するため、楽しみな行程を組みました。

まずは水俣市で徳富蘇峰記念館を訪ね学習タイム。

続いては出水平野でツルとの遭遇です。

女性司会者もスタッフの多くもツルの飛来地を訪ねたことがないというのです。

そこでスタッフの一人がにわか添乗員となって寄り道をしました。

国の特別天然記念物にも指定され、日本最大のツルの渡来地である出水には、毎年10月中旬から12月頃にかけて、1万羽を超えるツルが越冬のためシベリアから渡来し、3月頃まで滞留します。

その数の多さに驚くことはもちろん、ツルたちが優雅に羽を広げて大空をはばたく姿は、他では決して見ることのできない、出水の冬の風物詩。

昨年は飛来数1万7千羽を超え最高記録を更新したそうです。

今年はすでに1万4千羽を超えているとか。

飛来数が多いということはツルたちが安心して過ごせるということ。

ツルを愛する出水市民の優しさがうかがえます。

ツルの中でもっとも多いのがナベヅル。

世界のナベヅルの8割以上が出水平野に渡来します。

次にマナヅルやクロヅル、カナダヅル、ナベクロヅル、ソデグロヅル、アネハヅルなど。

時にはタンチョウが見られることもあるそうですよ。

さて出水中央高校の芸術鑑賞公演。

5年前と同じく、いやそれ以上に、生徒のみなさんは感動し楽しんでくれました。

ガムの公演を観た生徒たちはなぜか気合が入り、学習に、部活動に、驚くべき実績を残すという、例の”都市伝説!?”。

出水中央高校の偏差値は現在39~63。

九州大学や熊本大学、鹿児島大学や有名私立大学への合格率も年々上がってきており、部活動ではサッカー部、野球部、駅伝部をはじめ、吹奏楽部など全国大会に手が届くところまで来ています。

もう少し、あと少しのレベルアップで栄冠が輝くのですから、私たちも気合が入ります。

 

ところで今回は休憩なし120分の公演をご披露しましたが、事前にご担当のT先生には 「人間のする技だから失敗もあります。前後5分の猶予をお願いします。」

と、お伝えし了承を得ていましたが、案の定4つの演目で失敗がありました。

ただここからがガムの見どころ。本番中の出演者は平然な顔をしていましたが、心の中の焦りを隠し、失敗した技に戻って演技を繰り返したのです。

生徒のみなさんは固唾をのんで見守り、やがて成功した演技に大喝采。

しかし賢明な生徒のみなさんは気づいてくれています。

失敗したら?恥ずかしがらずにやり直せばいいさ。

失敗したのが恥ずかしいのではない。

失敗から逃げるのが恥ずかしいのだから、と。

終演後、あらためてご挨拶した5年前のご担当・I先生がおっしゃってくださいました。

「前より良かったですよ。すばらしかった。」

とても嬉しいお言葉でした。

折からの大雨の中、会場に集結した出水中央高校の生徒のみなさんの来年以降の活躍に期待です。

 

楽しかった出水中央高等学校芸術鑑賞会。

このような機会を設けてくださったご担当のI先生やT先生、そして楽屋までお越しくださりご丁寧にご挨拶を頂戴したK校長先生をはじめ、多くの先生方や保護者の方々に心から御礼申し上げます。

そしてありがとう、ほんとうにありがとう出水中央高等学校のみなさん!

 

ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。

生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。

また㈱雅夢のフェイスブックもご参照ください。

 

この道一筋、まっすぐ、雅夢(がむ)しゃらに。

それではまたお会いしましょう。

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