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芸術鑑賞・鹿屋中央高校・アジア交流会

2015年11月17日

平成27年11月10日(火)開催の鹿屋中央高校芸術鑑賞会は、この日で終わらなかったのです。なんとM理事長・校長先生のご発案で、翌日11日(水)「アジア交流会」をやろうということになったのでした。 M理事長・校長先生はこうおっしゃいました。「芸術鑑賞会を実施しても、出演者のみなさんはお忙しく、あわただしくお見えになって、あわただしく移動されてゆく。それはそれで仕方のないことなんでしょうが、せっかくお見えになったのだから、生徒のみんなの心に深く残り、生徒のみんなとゆっくり交流できる場を作ってあげたい。」 こんなに生徒たちのことを考え、出演者のことを考えておられるM理事長・校長先生は、まるで“神様”のようなお方だと思いました。

 

ご期待に応えるべく、私たちは社内で真剣に協議を重ね、14項目にわたる交流会の進行案を鹿屋中央高校に提案しました。お忙しい身であるご担当のK先生やO先生は全体の進行内容を把握されるのに大変だったことでしょう。 もっと規模の小さいワークショップやアウトリーチなどの経験はありますが、相手が小学生ではなく、高校生の全校生徒をお迎えしての交流会など、私たちもあまり経験がありません。より良い内容にするために数度の打ち合わせを経て、休憩をはさんで160分(2時間40分)のアジア交流会は、こうして開催当日を迎えたのです。

 

ところで昨日の芸術鑑賞では気づかなかったのですが、体育館のハンドレールに「和・鹿屋中央高等学校女子バレーボール部」と、みごとに墨書した横断幕が掲げられていました。女子バレーボール部が鹿児島県代表として、春高バレーに出場するのです。 和とは、対立や排除がなく,まとまって仲よく協力すること。そうすれば調和がとれ、バランスが良くなります。まさに今日の交流会の理念と合致していました。鹿屋中央高校女子バレーボール部、春高、ガンバレ!

 

さて定刻9時、体育館に集合した全校生徒のみなさんや先生方の手拍子に応え、アジアのみなさんも手拍子をしながら入場することで、交流会はスタートしました。プログラムはアジア4か国の紹介や基本情報、そして生徒のみなさんの質疑応答と続き、やがて「本気でじゃんけん」でピークを迎えたのです。これはアジア各国のじゃんけんを模して、ラッキーな勝者を決めるというもので、全校生徒にアジアのみなさんが混ざって進行しました。

 

たとえばモンゴル。韓国では「カウィ バウィ ボ!」。中国では「シートウ チエンツ プー!」などと掛け声をかけるのですが、モンゴルのじゃんけんには タイミングを合わせるための掛け声がないんですね。では、どうやってタイミングを合わせるのかというと、 ………。お互いの目を見て気合でタイミングを合わせるわけです。 まるでお相撲の立ち合いのようです。生徒のみなさんの気合が乗り、手を出す瞬間に「チッ!」といって手を出します。このチッ!は人気で大爆笑を誘いました。

 

やがて勝ち残ったラッキーな生徒のみなさんには、ネパールの女性が一針、一針手作りし、インドに運ばれて輸出された、エスニックでカラフルなコットンバッグがプレゼントされます。このコットンバッグを各教室の片隅に飾り、中に花瓶を入れて季節の草花を飾ってくれたらいいな、このバッグを眺めてアジア交流会の様子を思い出し、はるかに遠いヒマラヤ山脈を連想したり、モンゴルの大草原を想像してもらえたらうれしいなとも、私たちは思っていました。 やがてプログラムは“カタ”の贈呈に進みます。 ネパール人やチベット人が、神様に敬意を表する時や、歓迎する友人やお世話になった方に贈る習慣として、カタという布をその方の首にかけて感謝の意を表します。エベレストなどに代表される山岳国家・ネパールは寒くて厳しい気候のところ、カタはネパール人にとって、命を守る、神聖で、大切な品物なんですね。このカタを生徒のみなさんを代表して生徒会長と、学校を代表してM理事長・校長先生にお受け取りいただきました。 それから全員での記念写真撮影を経て、鹿屋中央高校吹奏楽部のみなさんの素晴らしい演奏や生徒全員による校歌斉唱と続きました。

こうした盛り上がりの中でアジア交流会は終了したのですが、その後も生徒のみなさんとアジアのみなさんの交流は続き、いたるところで笑顔や歓声が上がっていました。

ネパールの「ナマステ!ダンネバード!ザウハイ!」韓国の「アンニョン ハセヨ!カムサハムニダ!アンニョンヒ カセヨ!」中国のニーハオ!シェーシェ!ツァイチェン!」モンゴルのサエンバエノ!バヤル”ル、ラ!バヤルタイ!」。日本語でいう、こんにちは、ありがとう、さようなら。この三つの言葉が飛び交う、本当に楽しく、生徒のみなさんとアジアのみなさんが一体化したアジア交流会でした。 またこの模様を取材してくれた南日本新聞社のY記者さんも楽しそうでした。

 

「生徒のみんなの心に深く残り、生徒のみんなとゆっくり交流できる場を作ってあげたい。」 “神様” M理事長・校長先生も、もちろん満面の笑みを見せていらっしゃいましたよ。

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