芸術鑑賞・段ボールにあふれる企画書
2014年04月24日
新年度が始まり、真新しい制服を着た新高校生が初々しい。
友人も増え、希望に燃える高校生活だが、受験やスポーツの大会など、だんだんとプレッシャーも強くなるし、何より生徒のみなさんはこれから忙しい時間を過ごすようになるだろう。あのとき、先生の助言をもう少し聞いていればなあとか、もう少し勉強しておけばなあとかは、後の祭り。社会に出て、実感として、今でもほんとに私たちはそう思います。
だからでしょうか、「がんばれよ!」彼らの先輩として私たちは、校門で、廊下で、生徒のみなさんとすれ違うたびに、そう心で呟きながらエールを送っていますよ。 というのもこの時期、芸術鑑賞会のご案内で、ご担当の先生方にお電話したり、打ち合わせを兼ねて訪問したりする回数がだんだんと増えているから、そう感じるのでしょう。
ところで芸術鑑賞といえば、ご担当の先生方も大変です。
ほんとに段ボールにあふれるほどの企画書の山の中から、生徒たちのために「価値ある作品」を探し出すのですから。 シャークスピア演劇から現代演劇やミュージカル。歌舞伎、能楽、落語などの古典芸能。クラシック、ジャズのオーケストラから、ゴスペル、アカペラ、バレエ、エンターティンメントからバラエティーなど、いやはや企画書の山、山、山。まさに玉石混淆。
その中に弊社のような中国をはじめとするアジアに特化した専門業者あり、なんでも引き受ける総合商社型の業者あり、劇団や楽団を率いて一筋に提案する業者あり、中にはなんと得体のしれない業者もあるようですよ。 しかし先生方はお忙しい中、まことに眼光鋭く適切に選別されています。
たぶんその根拠は、学校の採用方針にマッチした提案作品のテーマと内容と実績と、提案する業者の印象や評価や社歴によるのではないか?というのが弊社社長の感想。 要は「大げさな売り込みをする作品に限って内容は薄いもんだよ。ウソをつかない。控えめながら正直に提案することだよ。神様は見ていなさるからなあ。」 そしていつもの口癖「当たり前のことを、当たり前に。」
OK!もちろん了解です!
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