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芸術鑑賞・二胡の名曲「空山鳥語」

2013年12月11日

『空山鳥語』は劉天華が作曲した二胡の独奏曲。初稿は1918年に書かれ、

 

10年後に最終稿が完成しました。タイトルは唐代の(おう)(い)の詩(くう)(ざん)人を見ず、ただ(じん)(ご)(ひび)きを聞く。」から取っているようです。

 

劉天華(りゅう てんか、18951932中国作曲家演奏家であり、

中国の伝統音楽と二胡をはじめとする民族楽器の改革に多大な貢献をした人物。

 

 


この曲の中で、劉天華は豊かな創造力により、深山幽谷の中、様々な鳥がさえずる優美な情景を描いています。とても想像力あふれる作品です。

この曲の前奏では,山中で大声で呼びかけたら,こだまが返ってくる様子を表現しています。ここはまるで人影のない静寂が広がる別世界

そこに,ふと鳥の声が聞こえてきます。ときには一羽の,ときにはたくさんの鳥の声が響きあい,からみあい,ついには、めくるめくさえずりが、四方八方に満ちあふれます。

さえずるのはメジロでしょうか?モズでしょうか?ヒヨドリでしょうか?

鳥の声を模して作曲家は、いったい「何」を表現したかったのでしょうか?

演奏家にとって、この曲の演奏はなかなか難しく,また鳥の鳴き声などで演奏家の個性が出せる、おもしろい曲ともいわれています。

 

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