芸術鑑賞会・糸島高校のみなさん、ありがとう!
2019年11月05日
10月29日(火)は福岡県立糸島高等学校の芸術鑑賞、演目は「中国文化芸術夢公演」、会場は同校体育館でした。
思い起こせば、糸島高校での初演は平成16年。
なんと15年前のことです。
まあなんと弊社はのんびりした会社でしょうか。
その間多方面で忙しかったとか、タイミングが合わなかったとかは言い訳に過ぎず、まったく弊社の営業不足。
この一言につきます。
あらためてお詫びと作品説明にお訪ねしたのは昨年の秋。
ご担当はご親切な女性のF先生でした。
ここでラッキーなことがありました。
なんとF 先生は15年前の公演を憶えていてくださったのです。
公立高校ですから先生方は異動があり、赴任先で弊社の公演を観てくださったり、直接ご担当されたり、同僚の先生から情報を仕入れたり、今回のF 先生のように、15年前に観てくださり、その後異動され、また糸島高校に戻り、今度は芸術鑑賞ご担当として弊社の作品に出会ったというわけでした。
15年前に比べ作品のレベルアップをお伝えしなければならないと意気込む弊社に、F先生は微笑みながら確かな回答で対応してくださいました。
やがてF 先生からお電話を頂戴し、
「合同会議の結果、次年度はガムさんの作品に決まりました。よろしくお願いいたします」
とのご指示を受けました。
15年前、インパクトある公演をしたとはいえ、その後なしのつぶてだった、いわば”放蕩息子を、温かく迎えてくれた母親”のような感情を糸島高校に持ちましたよ。
もちろん感謝の気持ちでいっぱいでした。
ところで糸島高校は中国の史書「魏志倭人伝」に登場する伊都国の地に位置しています。
同地では、旧制中学時代から多くの遺物が採取され、なんとわが国唯一の文科省指定高校付属博物館が校内にあるのです。
この古墳時代を象徴するものといえば前方後円墳。
糸島市では現在までに50基ほどの前方後円墳が発見されています。
福岡県内で総数200基ほどといわれていますから、県内の前方後円墳の約1/4を糸島が占めているんですね。
博物館には当時の繁栄ぶりを示す銅鏡、石製宝器類、埴輪など約2000点の収蔵品が収められていて、学術上貴重で重要な遺物も多く含まれているということでした。
さて芸術鑑賞はというと?
もちろん生徒の皆さんは私たちを大歓迎してくれ、大いに盛り上がりました。
拍手、歓声、感動の渦で体育館がみるみる満杯になりましたよ。
F 先生や新任のK先生、もうお一方のK先生のご満足そうな笑顔がとてもうれしい公演でした。
楽しかった糸島高等学校芸術鑑賞会。
このような機会を設けてくださったご担当のK先生や前任のF先生をはじめ、多くの先生方、保護者の方々に心から御礼申し上げます。
そしてありがとう、ほんとうにありがとう糸島高等学校のみなさん!
ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。
生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。
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この道一筋、まっすぐ、雅夢(がむ)しゃらに。
それではまたお会いしましょう。
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