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芸術鑑賞会・門司大翔館高等学校のみなさん、ありがとう!

2017年11月06日

続いて10月26日(木)は、福岡県立門司大翔館高等学校の芸術鑑賞でした。

門司大翔館高等学校ではなんと13年ぶり2回目の公演です。

弊社の所在地・北九州市にある学校だから、近場だし、いつでも開催できるといった安易さが産んだ、これも”営業不足”の見本です。すみません。

13年前、門司大翔館高等学校は、大里高校と門司商業高校の統合で誕生しました。

その統合記念として開催されて以来ということになります。

まさに”光陰矢の如し”ですね。

当時は門司市民会館で開催されましたが、今回は体育館。

 

すべての開演準備を終えて入場する生徒のみなさんをお待ちしながら、13年前といえば、今日の生徒たちが3歳から5歳のころ、つまり2004年の出来事を回想していました。

2004年(平成18年)の出来事といえば、1万円札が福澤諭吉、5千円札が樋口一葉、千円札が野口英世の新紙幣が発行され、九州新幹線の新八代駅と鹿児島中央駅間が開業。

またアテネ五輪で日本選手が大活躍し、メダル最多の37個を獲得。

一方新潟県中越地震が発生し死者68名のいたましい犠牲者を出しました。

ヒット商品はiPad mini(アップルコンピュータ)、世界の中心で、愛をさけぶ(片山恭一)がベストセラーになりましたね。

13年前も、はるか30年前も、私たちは相も変わらず芸術鑑賞作品を上演している…。

これを進歩がないとみるか、一貫しているとみるか、評価が分かれるところですが、これだけはいえます。

作品のタイトル「中国文化芸術夢公演」は不変でも、その内容は日進月歩、確実に進化していますし、国際交流を原点とした日中友好は不変であると…。

そんなことを思いながら生徒のみなさんをお迎えしました。

 

門司大翔館高等学校は県立高校唯一の全日制普通科の単位制高校で、ビジネス系専門科目も開設しています。

「立志勤勉」「自主創造」「誠敬忍耐」の校訓の下、新しい社会を切り拓いていく、たくましく心豊かな生徒の育成を目標としています。

また門司大翔館高等学校は北九州市門司区の高台にあり、弊社所在地から車で20分の至近距離にあります。

ちょうど先月の育徳館高校のように、機材の準備や行程の見直しでダブルチェックは怠りませんでした。

「どんなにOKと思っても、必ずミスの芽は潜んでいる。想定外は言い訳にしかならない。

とくに市内のそれも車で20分の近場にあるからこそ、念入りにチェックするべきだ」。

国鉄=JRが行う「指差喚呼」ですね。これを私たちは徹底しました。

もちろん協働するスタッフがそれを復唱する「喚呼応答」も怠りません。

念には念を入れて、ベストな状況でお客様をお迎えする、この当たり前の作業こそ「出発進行!」の原点なのですから。

忘れ物をしたら車で20分の至近距離だから、取りに帰れば大丈夫なんて言おうものなら、弊社の”あの方”が怒りだしますから。

 

さて13年ぶりの「中国文化芸術夢公演」。

もちろん体育館は笑顔と歓声と拍手に包まれました。

そして私たちがもっともお伝えしたい「雑技アラカルト」のコーナーでは、生徒のみなさんは一転して神妙に深くうなずいてくれました。

日中友好、アジアの安定と平和…などと、私たちは生徒のみなさんに小難しい理屈を並べようとは思いません。

ただ中国雑技の出演者が幼い頃、どうして苦しい訓練に耐えるのか、どうして一芸を身に付けたのか、それを仕事とするのは何のためか、そしてみなさんは何をメッセージしたいのか、そんなことを生徒のみなさんに想像していただき、”気づきのヒント”にしていただきたいのです。

大歓声の中、楽しい公演は終わりました。

嬉しかったのは生徒のみなさんが自発的に機材の撤収を手伝ってくれたことです。

2階にある体育館から1階の駐車位置まで生徒のみなさんはおろか、なんと男性の先生も運んでくださいました。

ありがたいやら申し訳ないやらで恐縮しましたが、スタッフの発案で「ありがとうございます。せめて記念写真を撮りましょう。」

それがこのスナップです。みなさんの笑顔が美しく輝いていました。

楽しかった門司大翔館高等学校芸術鑑賞会。

このような機会を設けてくださったご担当のY先生や前任のM先生。

そしてT先生、そしてもうおひとりのT先生、また多くの先生方や保護者の方々に心から御礼申し上げます。

そしてありがとう、ほんとうにありがとう門司大翔館高等学校のみなさん!

 

ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。 生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。

また㈱雅夢のフェイスブックもご参照ください。

それではまたお会いしましょう。

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