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芸術鑑賞・自由ケ丘高校のみなさん、ありがとう!

2016年06月14日

6月8日(水)は自由ケ丘高等学校の芸術鑑賞でした。 自由ケ丘高等学校は、JR折尾駅から徒歩10分の北九州市八幡西区自由ケ丘の風光明媚な高台にある、私学の名門マンモス校として有名です。 同校は国公立大学や有名私立大学への合格者も多く、また文化部や体育部の部活動も活発で、市内でも文武両道に優れた強豪校として、生徒たちの人気を集めています。

校舎は鉄筋コンクリート7階建、全室冷暖房完備で、エレベーター10基を備えており、体育館はバスケットコート3面を有す広さですばらしいものです。

 

この体育館で芸術鑑賞公演は開催されました。 演目は「中国文化芸術夢公演」。

地元の利というのでしょうか、弊社の所在する北九州市小倉から折尾までは約20㎞の距離、事前打ち合わせや当日の仕込み作業など、すべてがスムーズで何の問題もありません。むしろ演出効果を増すために、日ごろ使わない機材まで持ち込んで、私たちも開演を心待ちにしていました。 ご担当していただいたT先生は、剛毅なイメージの、いわば男らしい先生ですが、それでいてよく気配りをなさる、それはすばらしい先生でした。T先生のためにも良い公演をと、出演者もスタッフも張り切ったものです。

すべての準備が終わり、開演を待つガランとした広い体育館に、来ました、来ました、笑顔満面の生徒のみなさんが。さあ開場です。徐々に押し寄せる滿汐のような笑顔にあふれて、体育館は1200名を超える生徒のみなさんと、先生方やご父兄の方々で埋め尽くされました。全部で1400名は居たのではないでしょうか。そのみなさんの注目を一身に集める今日の出演者は、役者冥利につきます。出演者のみなさん気合が入っていました。

やがて開演。オープニングからサプライズがありました。今回は中国獅子舞2頭に、子供獅子1頭を交え、計3頭の競演です。そのうちの1頭は、自由ケ丘高校の生徒のみなさんに演じていただきました。事前のワークショップもバッチリ、すばらしい舞いっぷりに会場は大いに沸きましたね。ポテンシャルの高い演技を披露してくださった野球部のK君とK君、ありがとう。この体験は良い思い出となったことでしょう。

こんなこともありました。フラフープの演目で生徒のみなさんの体験コーナーを設けました。5名の生徒のみなさんに先生が1名加わってくださり、6名が出演してくれました。積極的にご参加いただいた先生のパフォーマンスには感謝しています。とても楽しい瞬間でしたが、この先生のご参加に、ふとこんなことを思いました。

自由ケ丘高校は文武両道に優れた強豪校として有名ですし、豪華で瀟洒な学舎は、自然に囲まれ、市内でもトップクラスの規模を誇ります。こんな素敵な環境で、勉強に部活動に励む生徒のみなさんは恵まれていると感じました。と同時に、なんと申しますか、受験や大会などで、それなりに好成績を残すだけでなく、もっとギラギラした爆発力を発揮してほしい、まるく、おとなしくならなくてよいから、本来の野性味あるスタイルで行こうじゃないか、それでこそliberty、「自由ケ丘」なんだぞ…。

もちろん同校の教育理念である「自律処行」が根本にあることは確かですが、自らの良心に従い、事に処し、善を行うのであれば、野性味があってもいいじゃないか、自由に爆発力を発揮しようじゃないか…。積極的にご参加いただいた先生のパフォーマンスに、私たちはそのような無言の教えを感じていました。おそらく生徒のみなさんも、歓声の中で熱いものを受け止めたに違いありません。「OK,やって見せるぜ!」。これからの自由ケ丘高校が楽しみです。

 

もっともこの「中国文化芸術夢公演」のメッセージは、事に当たっての集中力の大切さと、物事を判断する際のバランス感覚、そして弱気になった自分を乗り越える精神力をモットーとしていますから、なおさらです。ご参加いただき自ら範を示してくださった先生、ほんとうにありがとうございました。

また開演前後に、ご挨拶にお伺いしたT校長先生の温かいお人柄に深く感銘を受けました。 お忙しい中、笑顔でお迎えくださり、むしろT校長先生のほうから、こちらに歩み寄ってくださって、激励のお言葉を頂戴いたしました。恐縮するとともに、同校の教育理念である自律処行のスジが確かに通っているお方だと敬服いたしました。もちろんそれはT校長先生を中心に、全職員にも共通する理念であることはいうまでもありません。自由ケ丘高校はとてもすばらしい高校でした。

 

楽しかった自由ケ丘高校芸術鑑賞会。 このような機会を設けてくださったご担当のT先生をはじめ、T校長先生。そして多くの先生方や保護者の方々に心から御礼申し上げます。 そしてありがとう、ほんとうにありがとう自由ケ丘高校のみなさん! ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。

それではまたお会いしましょう。

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