あれから1か月
2016年05月17日
16日現在で、震度1以上の余震は1470回を超えたという。いつになったら収まるのだろうか。
熊本は、地理的にも、歴史的にも、九州の中心、へそにあたる。 へそに力を籠め、いま被災したみなさんは懸命に耐えているのだ。ボロボロになりながらも建ち続け、踏ん張る熊本城の姿に、県民の強い意志を感じるのは私たちだけだろうか。
そんな中、先週県内の学校が再開した。久しぶりに会う友だちと肩を抱き合い、子どもたちは束の間の安心を得たに違いない。
ただ私たちは思う。
大人は経験として、知識として、地震の怖さや対応が判断できるが、子どもたちにとっては未体験。地震で受けた怯えや不安は、ストレスや心の傷となって、大きくのしかかっているのではないか。
安心して外で遊び、安心して家で眠れるよう、なによりお腹の底から笑い転げる子どもたちの平常を取り戻すために、私たちに何ができるか、もう一度考えてみたいと思う。
子どもたちを癒してあげたいと思う。
私たちも熊本城のように、県民と寄り添い、踏ん張ろう。
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