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芸術鑑賞・鹿屋農業高校のみなさん、ありがとう!

2014年11月28日

そして20日の2回目公演は鹿児島県立鹿屋農業高等学校の芸術鑑賞でした。 同校では4年ぶり2回目の公演です。 鹿屋中央高校から鹿屋農業高校までは車で10分ぐらいと近く、出演者の中には舞台衣装のままで移動した者もいました。鹿屋中央高校の公演が楽しかったものですから、そのままのノリで張り切っていたようです。

 

鹿屋農業高校は,明治28年(1895年)に創立。 来年度、平成27年には創立120周年を迎える、 農業高校としては県下でも指折りの名門校です。 また同校は,文科省指定の「農業経営者育成高等学校」 で,自営者養成学科(農業科,畜産動物学科,生物工 学科)の1年生は全員,1年間「責善寮」に入寮する 寮教育を実践しています。将来の農業経営者としての資質を養成するために、農業経営に関する研修,講話等を通しての学習や集団生活を体験します。 寮生活は厳しいけれども,集団生活の在り方や規則正しい生活習慣,そして何よりも仲間との深い絆という欠かすことのできない大切なことをたくさん学ぶことができるのです。

また鹿屋農業高校の生産物販売所では毎週火曜日と木曜日に「農高市」を開催しているそうです。生徒のみなさんが丹精込めて育てた野菜や果物,豚みそなどを手頃な価格で販売していますし、毎年11月中旬に開催される学校祭&農業クラブフェスタに合わせて農場主催の「農産物即売会」も大人気とか。普段の農高市では販売されない,肉や花,米,お茶も販売されて市民の評判を得ているそうですよ。

 

そんな鹿屋農業高校の芸術鑑賞は同校の体育館で開催され、演目は 同じく「中国文化芸術夢公演」でした。 大歓声の中で終了した芸術鑑賞でしたが、なんと言っても生徒の みなさんの度肝を抜き、大歓声を浴びたのは「椅子のバランス」と いう演目でした。高度な集中力とバランス感覚を要するこの演目。 この出演者は7歳で雑技学校の寄宿舎へ入り訓練を受けました。 最初は基礎訓練や柔軟体操の繰り返し、そして集団生活の心得を学 びます。まるで鹿屋農業高校の一年生が入寮する「責善寮」と同じ かもしれません。違うとすれば入寮する年齢でしょうか。

やがてこの技に適した素質を見抜いた雑技団のコーチが彼に集中訓練を始めます。「この子は高いところを恐れない勇気がある。性格も慎重だ。」 7歳から親元を離れ、厳しい訓練に励むのですから、泣いたことやケガしたことは数知れず。叱られて、叱られて、繰り返し、繰り返し訓練に励むのです。 そして高度なバランス感覚と集中力を要するこの技が完成したのです。 この技に感動した鹿屋農業高校の生徒のみなさんは、お互いに手法は違っても、それぞれの道で、たとえば自分が行き詰った時や、迷った時などは、この技を思い出してほしいと思っています。毎日、毎日、繰り返しの作業、いわば土と種苗の育成と研究、家畜と農産物の品質向上、その他農業高校で学ぶすべてが人間の生命に直結していることを私たちは知っています。だから毎日食べ物をありがたく感謝していただくことができるのです。いわば日々感動。手法は違っても、中国龍鳳雑技団のみなさんの繰り出す 感動と、いわば同じなんですね。

 

ところで公演終了後に、鹿屋農業高校の生徒の みなさんが機材の搬出を積極的に手伝ってくれました。ありがとうございました。 また生徒のみなさんが出演者と握手したり、 記念写真を撮ったりする際に、3年生が2年生 に「撮ってくれ。」とスマホを渡し、2年生が 喜んでシャッターを押していました。2年生が ポーズをとれば3年生がシャッターを切る…。 和気藹々の光景の中にも、たぶん1年生のころ入寮生活をした先輩、後輩のつながりというか、 長幼の序みたいなものが醸成されていて、この 絆が将来の優れた農業経営者を育てているんだなと、 頼もしく感じました。

 

楽しかった鹿屋農業高校芸術鑑賞会。 このような機会を設けてくださったご担当のN先生をはじめ、多くの先生方や保護者の方々に心から御礼申し上げます。 そしてありがとう、ほんとうにありがとう鹿屋農業高校のみなさん!

ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。それではまたお会いしましょう。

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