芸術鑑賞・唐津西高校のみなさん、ありがとう!
2013年11月06日
芸術鑑賞だった。会場は唐津市民会館。有名な
「唐津くんち」を控えて会場周辺に屋台も準備
され、祭りの華やかさが伝わるようである。
唐津西高校の芸術鑑賞の演目は「アジアン芸術
夢公演」。昨日の島原高校と同じであるが、全く
同じことをしないのが弊社の特徴である。
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島原から唐津へ移動の車内で、ディレクターか
らこんな提案があった。
「万馬のとどろきで、ジャンベやタブラを入れようよ。どうだろうか?」
「OK!やろう。」即答である。
万馬のとどろきという曲は、馬頭琴の代表作品。モンゴルの大草原を駆け回る馬たちのイナナキやヒズメの音を表現したダイナミックな作品である。これにネパールの伝統太鼓を合体させようというのである。いわばモンゴルとネパール2か国代表的楽器の競演である。
当日のリハーサルで2回音合わせ。OK!素晴らしいぜ。
アジアン芸術夢公演のレギュラー演奏家たちはコンビネーションが良い。それはお互いが、お互いの演奏技術を認め合い、お互いが、お互いを尊重し合っているからだ。得意とする楽器も言葉も文化も違う者同士が、お互いを尊重する心をもたなければ発展はない。彼らはそれをよく知っている。その先にあるのは友好と親善、つまり平和への道のりなのである。
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のみの名門進学校。同校には「双松の誓い」と
いう生活信条が徹底されている。
・人間という太い幹を育て、常に青々と真直に
伸びよう。
・常に風雪を乗越えて大志達成に頑張り抜こう。
・鞏固な信念と漲る自信をもって明るい希望に生きよう。
・素朴ながら肩組み合って勉学一路に邁進しよう。
・大地に深く根を下ろしてたくましい実践の人となろう。
虹ノ松原に代表されるように唐津は白砂青松の風光明媚な地。この地でのびのびと青春を謳歌する唐津西高校生徒のみなさんにとって、この双松の誓いほど、簡潔で、分かりやすい訓えはない。まさにその通り。いつの時代でも通用する。私たちも心に刻みました。
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太鼓の響きを中心にアジアが大きく躍動するイメ
ージを曲にまとめました。もちろん生徒のみなさ
んの手拍子入り。出演者もノリノリ、生徒のみな
さんもノリノリ。大きな拍手の中、退場するやア
ンコールの嵐が。アンコール曲はダンシングバー
ドという曲。この曲は自由に舞い踊り、さえずる
鳥たちに、平和の思いを託したもの。こうして思
い入れたっぷりなアジアン芸術夢公演はフィナーレ
を迎えたのです。
楽しかった唐津西高校芸術鑑賞会。このような機会を設けてくださったご担当の先生方に心から御礼申し上げます。
そしてありがとう、ほんとうにありがとう唐津西高校のみなさん!
ところでこのブログを発見してくださった方は、
ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。
それではまたお会いしましょう。
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