芸術鑑賞会・宮崎日大中学校・高等学校のみなさん、ありがとう!
2017年10月05日
さる10月2日、私たちは小雨模様の東九州自動車道を快適に走りました。
この日は2回目となる学校法人宮崎日本大学学園の中学校・高等学校の芸術鑑賞に向けて準備仕込み作業があるからです。
東九州自動車道は、北九州市を起点とし、大分・宮崎の各県を結び、鹿児島県鹿児島市に至る計画延長約436㎞の高速自動車国道。
昨年4月に宮崎まで開通しました。
途中、別府湾SA,北川道の駅、川南PAで休憩をとりましたが、南下するにつれて風景と空気が違ってきます。
いつ来てものんびりするんですね。
宮崎は人も、景色も、のんびり、おっとりして心が休まるところですよ。
さて到着した宮崎日大中学・高校の体育館には先発したPAスタッフが仕込み作業を始めていました。
私たちも合流し、それぞれのパートを受けもって準備を完璧に行いました。
公演は10月3日(火)です。
宮崎日大中学・高校は生徒数1800名弱、県下でも有数のマンモス校。
大きく立派な体育館ですが、先生方の「なるべく生徒が鑑賞しやすいようにしたい」との配慮から1日2回公演を承りました。
演目は「中国文化芸術夢公演」。
公演ではご担当のM先生やS先生と話し合いサプライズを用意しました。
宮崎日大中学・高校のみなさんは勉強に、部活動に大活躍していますが、中には今一歩のチャンスをつかみ損ねているという部分もあり、今回はそこをテコ入れしながら楽しもうということで、なんと部活動の代表に、中国獅子舞を演じてもらいました。
1部では中学校からテニス部と野球部が、2部では高校からレスリング部の猛者が出演してくれました。
皆さん体力充分でとても素直な生徒たち。
開演前の着付けからリハーサルまで笑顔を交えながら真剣に取り組んでいただきました。
とくに2部では高校からレスリング部のY君とN君が出演してくれましたが、明るくてしっかりしたY君は、卒業後は地元企業に就職して宮崎で生きてゆくと宣言する頼もしい存在でした。
圧巻だったのはN君。
体重130kgの巨漢ながら獅子舞の後ろ役を担当して滝の汗を流してくれました。
N君は卒業後は大相撲玉ノ井部屋に入門するそうです。
玉ノ井部屋といえば、親方は相撲巧者で鳴らしたあの名大関・栃東。所属力士のしこ名に”東”がついていますよね。
宮崎県出身の力士といえば過去に”羽黒岩”や”金城”ぐらいで、隣県の大分や鹿児島に比べて少ない気がします。
何年後かに、”東”のしこ名をもった宮崎出身の関取N君が誕生するかもしれませんね。
いや明るくてガッツのある彼なら必ず成功するでしょう。
楽しみです。
それにしてもこの体験を思い出に、瞬発力や集中力をさらに磨いてくれたらという私たちの願いが叶うのでしょうか?
それはまず、今秋から来夏にかけて始まる中学校や高校の各部活動の成果を競う宮崎県予選が証明します。
つまりガムの”都市伝説?”です。
今年から2,3年間、宮崎日大中学校・高等学校の部活動や学習の成果にご注目ください。
ところで公演では2つ目のサプライズもありました。
プログラムの「漢字Q&A」を放送部の女子生徒3名にお任せしたのです。
みなさん可愛くて堂々としていましたよ。
さすがに放送部ですね。
マイクを通した声に伸びがありました。
とても爽やかな初々しいシーンでした。
さてそんなこんなでサプライズ満載の中国文化芸術夢公演でしたが、もちろん館内はオープニングから大歓声。
笑顔と拍手に溢れた公演でした。
あらためて思いましたが、宮崎日大中学校・高校の生徒のみなさんは、いわゆる”のせじょうず”なんですね。
鑑賞態度は、拍手のメリハリが利いてとてもすばらしいものでした。
まるで、 「この日を待っていましたよ。自分たちも楽しむから。みなさんも頑張って。すごい!すばらしい…!」
生徒のみなさんは、ほんとに心が純粋なんですね。
それは、元々フレンドリーな校風であり、先生方のご指導の成果であったとしても、ケジメとメリハリは、はっきりとさせる方針あるからこそと感じました。
それに宮崎県民が生来からもつやさしさとおもてなしの精神…。
のせじょうずにのせられて出演者たちが張り切ること、張り切ること。そういった相乗効果のある嬉しい公演でした。
中には張り切り過ぎて、なんでもないところで技に失敗した出演者もいましたが、鬼の形相?でやり直しましたね。
人間のやることだから失敗することもあるでしょう。
ただ失敗した後が大切。瞬時に再度集中力を高め、自分の力を信じてチャレンジするのです。
弊社の公演では、失敗しても必ず成功するまでやり遂げます。
そのチャレンジする姿を生徒のみなさんに観てほしいから。
これは弊社のこだわりなんですね。
また搬入搬出も生徒のみなさんがてきぱきとお手伝いをしてくれました。
とくに女子生徒のみなさんの活躍に感謝です。
すべての撤収作業が終わり、出発前に前述の放送部の生徒を含め、お手伝いいただいたみなさんと記念写真を撮りましたが、なさん、明るくて、楽しくて、別れがつらくなるような思いでした。
楽しかった宮崎日大中学校・高等学校芸術鑑賞会。
このような機会を設けてくださったご担当のM先生やS先生をはじめ、F校長先生。そして多くの先生方や保護者の方々に心から御礼申し上げます。
そしてありがとう、ほんとうにありがとう宮崎日大中学・高校のみなさん!
ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。
生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。
また㈱雅夢のフェイスブックもご参照ください。
それではまたお会いしましょう。
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