芸術鑑賞会 日の里中学校のみなさん、ありがとう!
2024年10月24日
10月19日(土)は宗像市立日の里中学校の芸術鑑賞、作品は「モンゴルの風リサイタル」でした。
会場は体育館。
文化祭の一環としての開催でした。
中高一貫の学校を除き、弊社は小・中学校の芸術鑑賞は承っていませんが、今回は地元でもあり、ご担当の先生方の真摯なご要望にお応えする意味もあり受託させていただきました。
発端は本年5月のGW明けに戴いたY先生からの「中国雑技をお願いしたい」というお電話でした。
弊社のことはHPで見たり、他高校の先生から評判を聞いたということでした。
せっかくいただいたオファーでしたが、予算的にも、日程的にも、何より、弊社の作品のコンセプトが中学生向けではないという理由でお断りさせていただいたのです。
ただ、なぜ弊社にご連絡いただいたのか、だいたいその理由はわかりますし、地元ですし、ここは丁寧に対応するべきだと考え、Y先生とお会いすることにしたのです。
お会いしての内容はやはり私どもの想像通りでした。
同業某社の売り込みでした。
この某社、とにかくHPが豪華ですごい。
でもほとんど嘘ばかり。
たぶん営業トークもすごいのでしょう。
いったん引き受けても予算的に多いところがあれば平気で乗り換える。
中には公演後に後追いで経費請求をしてくるなど、信じられない噂も聞いています。
いやはや私どもからみれば眉を顰める恥ずかしい噂ばかり。
それでも小学生や中学生は、はじめてみる中国雑技に目を丸くして喜ぶのでしょう。
中国雑技が面白いのは間違いないが、生徒が喜ぶだけでいいんですか?そこに寄り添うメッセージがなくていいんですか?
ともあれ顰蹙ものの恥ずかしい話はこれぐらいにして、
それでは何かないですか?とおっしゃるY先生にお薦めしたのが「モンゴルの風リサイタル」でした。
生徒のみなさんが小学生の頃に習った「スーホの白い馬」や世界無形文化遺産に認定された「ホーミー」を聴かせるだけでなく、実際に体験してみましょう。
馬頭琴の音色を通してモンゴル大草原の風を感じてみましょう。
公演は大成功でした。
80分の公演時間の中で、生徒のみなさんは時として、笑い合い、神妙になり、上気した面持ちで拍手をくれました。
音楽の公演。
それもモンゴル古曲を中心にした構成ですから、巷間いわれるように、中には途中居眠りしたり,私語でざわついたりなどといった生徒がいるかも、まして中学生だし、やんちゃ坊主もいるだろうし、はたして?
いえいえ、そういうことは一切ありませんでした。
むしろ日の里中学校の生徒たちはモンゴル馬頭琴の奥深い音色に興味津々。
最後までとても鑑賞態度のよい生徒たちでしたよ。
楽しかった日の里中学校芸術鑑賞会。
このような機会を設けてくださったご担当のY先生やK先生はじめ、多くの先生方、保護者の方々に心から御礼申し上げます。
そしてありがとう、ほんとうにありがとう、日の里中学校のみなさん!
ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。
生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。
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この道一筋、まっすぐ、雅夢(がむ)しゃらに。それではまたお会いしましょう。
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