全国高等学校駅伝競走大会
2019年12月23日
12月22日(日)。
冬の風物詩・京都の西京極総合運動公園陸上競技場をスタートした全国高等学校駅伝競走大会。
今年はまれにみるハイレベルな戦いを繰り広げた。
第70回全国高校駅伝大会男子の部は、記念出場枠を含め、激戦を勝ち抜いた全国58高校が出場。
その中で弊社は、芸術鑑賞公演の作品をご採用いただき、メッセージを受け留めてくれた10高校の部員たちの活躍に注目した。
結果は以下のとおりであった。
準優勝・倉敷高校(岡山)。
第4位・九州学院高校(熊本)。
第7位・宮崎日大高校(宮崎)。
第8位・自由が丘高校(福岡)。
第18位・大牟田高校(福岡)。
第19位・開新高校(熊本)。
第33位・水島工業高校(岡山)。
第43位・鹿児島実業高校(鹿児島)。
女子の部は激戦を勝ち抜いた全国47高校が出場。 準優勝・神村学園高校(鹿児島)。 第8位・諫早高校(長崎)だった。 特筆すべきは男子の部の自由が丘高校。初出場で堂々と8位入賞。4区では区間賞も取っている。“笑顔でゴール”を合言葉に夢中で頑張った生徒たちの無垢な心が好成績を後押したのだろう。そしてその自由が丘高校に福岡県代表の座を奪われ、記念大会の北部九州代表として出場した大牟田高校は昨年31位から今年は18位と堂々底上げした。また50年ぶりの出場を勝ち取った熊本県代表の開新高校は第19位と健闘。同じく開新高校に敗れたものの記念大会の南部九州代表としての切符を得た九州学院高校は底力を発揮しなんと第4位と大躍進。創部9年目で2年連続2度目の出場の宮崎日大高校は悲願の入賞、第7位に躍り出た。倉敷高校の壁が厚く毎回涙をのんだ水島工業高校は記念大会の中国地方代表として初出場を飾り、第33位と大健闘。古豪鹿児島実業高校は第43位だった。 女子の部準優勝の神村学園高校。昨年の優勝タイムを上回る好走をみせたのだから優勝した仙台育英高校を称えるべきだろう。そして素晴らしかったのは諫早高校。2年ぶり長崎県代表として都大路出場の諫早高校は、10年ぶりとなる8位入賞と大健闘した。予選大会目前の10月21日、私たちは諫早高校芸術鑑賞を承っている。また大会直前の12月4日は大牟田高校の芸術鑑賞を承った。大牟田高校ご担当の先生とは公演終了後に、 「前年の31位以上は間違いなくなりますよ」 「そうなればいいね」 と笑顔でエール交換していた。 大会までの走り込み、コンディショニング、当日の天候、指導者の作戦、部員のマインドなど、克服すべき課題は山積みだったであろうが、部員たちはゴール目指してひたすらに、 「ガンバレ、頼むよ」、「オーケー、任せて」 と走りぬき、タスキをつないだ。出場するすべての高校生に栄冠を与えたいが、そうはいかないのなら、せめてマインドアップするヒントを与えたい。それがガムの”1%の奇跡“なのである。 今冬は、これからラグビー、サッカー、バスケット、ブラバン、ダンスなど、そして春高バレーと続き、高校生にとって心に残る大会が目白押しだ。人生でもっとも輝く濃密な3年間を精一杯謳歌してほしいと願いながら、私たちは来年も”1%の奇跡“を手土産に笑顔を贈り続けるだろう。
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