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芸術鑑賞・高稜高校のみなさん、ありがとう!

2016年09月23日

9月17日(土)は北九州市若松区にある高稜高等学校の芸術鑑賞でした。

高稜高校は平成22年が初演ですから、6年ぶり2回目の上演になります。

ご担当は前回と同じK先生。

K先生は明るくフレンドリーでありながら、どっしりとした存在感のあるお方で、生徒たちにもとても人気がある先生です。

打ち合わせでは

「すべてガムさんにお任せしますよ。楽しみにしています。」

とニコニコ顔でおっしゃいました。

しかしこのニコニコ顔が不気味?なのです。

(2回目の採用だし、わかっているだろうな?よい公演を頼むぜ!) なんて、K先生は決しておっしゃいませんが、担当の私にはヒシヒシと感じるものがあります。

 

そんな予感もあり、最初の打ち合わせでは珍しくディレクターのGを帯同しました。

(高稜さんは2回目の公演だし、わかっているだろうな?よい進行を頼むぜ!) なんて、私は決して申しませんが、Gにはヒシヒシと伝わるものがあったようです。

「あれもしましょう。これもしましょう。ついでに文化祭のアテンドもしましょう。任せてください。もちろんボランティアで結構です。」

上気した顔でやる気満々の表情をみせるGに”シメシメ”と、ほくそ笑む私でした。

それはそのまま2回目の上演チャンスをくださったK先生と、高稜高校の生徒のみなさんにお贈りするプレゼントでもあったのです。

改修工事を終えた体育館を拝見するため訪れた再度の打ち合わせでも、私がGを帯同したのはそんな思惑からでした。

 

 

さて高稜高校は、明治35年3月1日に創設とありますから、実に114年の伝統を有する北九州市若松の名門校です。

学校はJR二島駅から徒歩5分、小高い丘に建つ瀟洒な建物がひと際存在感をかもしだしています。

生徒のみなさんの礼儀正しく、アットホームな笑顔が印象に残ります。 その高稜高校芸術鑑賞会、演目は「中国文化芸術夢公演」でした。

 

今回6年ぶりの公演では、6月末に招聘したローリングバランスの名手を投入しました。九州では初公演になります。

彼は期待通りの演技を披露してくれました。

演技が成功するように、息をひそめ、真剣に祈り、みつめる生徒のみなさんのまなざしが,やがて安どの表情に変わり、大きな拍手に包まれた瞬間、生徒のみなさんも出演者もスタッフも、ホッと胸をなでおろします。

この繰り返しがドキドキ、ハラハラ。

中国では”五臓六腑が活性化する”といいます。

中国雑技の奥義は、集中力やバランス感覚といいますが、実は、演じる者、観る者が一体となるこの瞬間が醍醐味なんですね。

 

芸術鑑賞会に先立ち、前々日の仕込み、リハーサルから前日の本番、そして当日朝の本番までGたちスタッフは文化祭のアテンドに大活躍しました。

プロの音響や照明に促され生徒のみなさんもノリノリ。

とても鮮やかでハイテンションな文化祭となったようです。

そしてトリを務めたのが中国文化芸術夢公演ですから、もうその場の雰囲気は表現のしようがありません。

大興奮の中、笑顔と拍手が交差した素晴らしい公演となりました。

 

 

文化祭や芸術鑑賞会。与えられた時間を有効に使い、できる限り目いっぱいの表現をし、最高の作品作りで臨む、それは真剣勝負の場です。

文化祭を自分たちの手で盛り上げた生徒のみなさんや、芸術鑑賞を任された弊社の任務は同じかもしれませんね。

ともに楽しみながらも、絶対手抜きはしない、最高の作品を披露するということ。

つまり、あたりまえのことを、あたりまえに、一途に、真っすぐに、なんですね。

 

楽しかった高稜高等学校芸術鑑賞会。

このような機会を設けてくださったご担当のK先生を始め、多くの先生方や保護者の方々に心から御礼申し上げます。

そしてありがとう、ほんとうにありがとう高稜高校のみなさん!

 

 

ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。

それではまたお会いしましょう。

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