道元は難しい。
2015年06月15日
「正法眼蔵」(しょうぼんげんぞう)をはじめ、道元(どうげん)の書はやたらと難しい。理解できたような気がして、一晩寝ると理解できていない。
仏性とは、一心上乗とは何か?身心脱落とは何か?つまりお前さんは、宇宙の道理が分かるのか?自我意識を捨てられるのか?突きつけられた凡人に応えるすべはない。道元は難しい。
だけど魅力があるし、なぜか気になる。だから道元の書や問答と格闘中。
この頃は時おり梅雨の雨音に耳を澄ますようになった。
「あの音は、アジサイの揺れる葉が、雨粒を弾く音かな?」
揺れるのは、生きているんだ。
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