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芸術鑑賞・鹿屋工業高校のみなさん、ありがとう!

2014年12月22日

12日は鹿児島県立鹿屋工業高等学校の芸術鑑賞でした。今秋開催された、尚志館高校、鹿屋中央高校、鹿屋農業高校に続き、大隅半島で4校目の芸術鑑賞公演の受託でした。

12月12日、寒波が予想されたため前日から早めに出発し、九州道を南下した私たちを出迎えてくれたのは、時おり青空がのぞく馴染みある鹿屋の街でした。

同校体育館に着くと先発したPAスタッフの準備は完了、さっそくリハーサルを含めた開演準備に取りかかりました。

鹿屋工業高等学校は,昭和19年に設立され,今年度でめでたく創立70周年目を迎えた歴史と伝統のある、大隅半島に所在する唯一の工業高校です。 校訓は、「自律」「勤勉」「不屈」。とくに自律は、自立では ありません。エンジニア技術者としての基礎・基本を養う には己を律する厳しさが必要なのでしょう。この教育方針 がモノつくり大国・日本を支えているのですね。

ところで芸術鑑賞は教育の一環であるといえどもビジネス ですから、公演代金は発生します。この公演代金が各高校 によって微妙に差があることは事実。本来ビジネスである 以上、対価に見合った、いやむしろそれ以上の内容でお応 えするのが当たり前なのですが、時としてビジネスとして の非情な法則が立ちふさがることがあります。 要するに、「それで粗利益は?」という、冷酷な悪魔!のささやきです。 とくに弊社の場合、経理責任者や上司や株主からのチェックがあり、営業担当者としては悩みの種?の一つなんですが、救いの神は存在します。社長です。 この問題、社長はこう言いました。 「大隅半島4校の高校生のみなさんが、同じ時期に同じ公演を鑑賞して同じ思い出を共有する。いわば機会均等の原則から、こんな素晴らしいことがあるか?だから公演の内容はすべて、4校の中でもっともご予算の高い学校の水準に合わせなさい。それで利益が減少する分は社内努力だ。」 もちろんお断りしておきますが、これは一般論ですから、 鹿屋工業高校の予算が低いと言っているのではありません。 誤解なされないように。 「よい仕事をすれば利益は後からついてくる。」 社長の口癖です。

 

さてその鹿屋工業高校芸術鑑賞会。もちろんおかげさまで大変盛り上がりました。とくに生徒のみなさんと交流する演目では、なんと女性司会者が体育館の後方まで足を延ばして生徒とともに鑑賞なさっている先生に参加を促しました。 偶然に選ばれたのは数学ご担当のS先生です。数学と聞くだけで気難しい、頭の痛い向きもあるでしょうが、S先生は大変フランクなお方。積極的に参加してくださって会場は割れんばかりの大声援でした。生徒とともに楽しもう、生徒の目線で歩こうとなさっているS先生のお心配りが手に取るように分かる光景でした。S先生、ありがとうございました。

また鹿屋工業高校の女子生徒さんたちは全体で20名ぐらいとお聞きしていましたが、その女子生徒さんたちも積極的に舞台へ上がってくれました。とても素直で可愛らしい生徒さんたちで、私たちもとても嬉しい瞬間でした。 終演後、男子生徒さんが楽屋へ押しかけ、出演者と記念の写真を撮りたいと申し出てきました。どうせ撮るなら皆で舞台へ上がろう。そこ撮ろうということになり、舞台はVサインの連続。撤収作業中のスタッフも手を休め、ニコニコ顔の連続でした。 鹿屋工業高校の生徒のみなさんのはきはきとした挨拶と、 明るい振る舞いに心が和み、ご担当のO先生のきびきび とした対応と、ご親切なご配慮に深い感銘を受けました。

 

技術の進歩は、まずは人から。確かなものづくり技術の 本質は「人づくり」にあるという鹿屋工業高校の信念は 脈々と生きていましたね。 とても元気な素晴らしい高校でした。

あっ、それからいただいた鹿屋銘菓。帰りの車内で大好評。 出演者のみんなと美味しくいただきました。ありがとう ございました。

楽しかった鹿屋工業高校芸術鑑賞会。 このような機会を設けてくださったご担当のO先生をはじめ、多くの先生方や保護者の方々に心から御礼申し上げます。 そしてありがとう、ほんとうにありがとう鹿屋工業高校のみなさん!

ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。それではまたお会いしましょう。

“芸術鑑賞・鹿屋工業高校のみなさん、ありがとう!” への3件のフィードバック

  1. かるぴすd3 より:

    中国雑技団を見て本当にびっくりと感動でした‼︎素晴らしいパフォーマンスにど肝をぬかれました(°_°)バク転速すぎて見えませんでした^ ^もう一度中国雑技団見てみたいです(*^◯^*)中国雑技をされる方ゎ相当な努力と厳しさを乗り越えてきたと思うと中国ってなんかすごい国だなぁと思いました‼︎僕も一緒に写真撮りたかったです>_<感動をありがとうございました(≧∇≦)(鹿屋工業)

    • admin より:

      かるぴすd3 様

      投稿ありがとうございました。

      鹿屋工業高校芸術鑑賞で中国雑技を鑑賞されたのですね。ありがとうございました。御礼が遅くなり申し訳ございません。
      おっしゃるように、中国雑技のスペシャリストは、天性の運動神経はもちろん、厳しい訓練と練習をして今日の地位を築いています。普段の努力は並大抵ではありませんが、こうして一芸に秀でたからこそ、鹿屋を訪問し、かるぴすさんに技を見ていただくことができたんですね。かるぴすさんから投稿があったよと言えば、彼らは手を叩いて喜ぶでしょう。ありがとうございました。
      また鹿屋工業高校で再演したいです。あの時ご担当してくださったO先生や校長先生に、かるぴすさんからよろしくお伝えください。(笑)
      今度は一緒に写真、バンバン撮りましょうね。

      2015年5月11日               株式会社 雅夢

    • ㈱雅夢 藤田雅幸 より:

      ご無沙汰していますがお元気でしょうか?
      もうご卒業されたのかな?あの当時ご担当してくださったO先生は姶良の学校へ転勤されましたね。鹿屋が懐かしいです。またかるぴすd3さんの後輩に会いに行きますよ。またいつかどこかでお会いしましょう。

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