株式会社 雅夢

ホーム›  小倉祇園太鼓

小倉祇園太鼓

2014年07月31日

7月も今日で終わり。まだまだ暑い日が続きます。 みなさまお体にお気をつけください。 さて7月の北九州小倉といえば、なんといっても 「小倉祇園太鼓」のお祭り。 毎年7月第3週の金・土・日の3日間開催されます。 今年も多くの観光客でにぎわいました。 この小倉祇園太鼓は、小倉城を興した細川忠興公が 1617年京都の祇園祭を模して始めたのが祭りの 起源といわれています。現在は県の無形民俗文化財に指定されています。 小倉祇園太鼓はお囃子を唄う子供達が曳く山車に、歩きながら両面(ドロとカン)を叩く太鼓を前後に積み、摺り鉦(ジャンガラ)の先導によって、何人で叩いても一つの音になるのが特徴です。 勢いよく早くたたく太鼓が上手いのではなく、ゆっくりと品をつけたバチの抑揚こそ小倉祇園太鼓の真髄だといわれています。したがってそのバチ捌きを「乱れ打ち」や「勇み駒」と表現した、あの「無法松の一生」は作家の創作なんですね。本来の小倉祇園太鼓は上品でとても優雅な音色ですよ。

♪小倉名物太鼓の祇園 太鼓打ち出せ元気出せ ア、ヤッサヤレヤレヤレー♪ 子どもたちの元気な声が街中に響きました。もっともこの時期は梅雨の末期に当たることから、 ♪小倉名物太鼓の祇園 雨が降らなきゃ金が降る ア、ヤッサヤレヤレヤレー♪ と、昔は囃したことがあると、古老に聞きました。

ふるさとのお祭りっていいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です