だから…ガム!
2019年09月25日
いまだ残暑厳しい8月末。
1枚のFAXを受信した。
熊本県の某有名高校からの送信だった。
「令和2年度の芸術鑑賞は「中国雑技と京劇」を予定しています。来る9月4日までにお見積りをお願いします。」
との内容だった。
しかしよく見ると、そのFAXは北九州の弊社を含む4社に同時送信されていて、大阪のP社、横浜のY社、東京のY社も同列にあった。
この3社は、この分野ではいわゆる大手のプロダクションで、演劇やミュージカルやクラシック、ジャズ、落語や狂言など、いわば何でも対応できる業者。
それに比べてこの道30年以上とはいえ、弊社はかたくなに中国やアジアにこだわる専門業者。
いわばハチがゾウとの戦いに選ばれたようなものであるが、光栄にも選ばれた以上堂々と戦いに挑むべき。
早速見積作成の作業に入った。
そして9月6日。
判定が下りた。
以下はそのいただいた受信FAXの文面である。
「いつも本校の教育活動にご理解とご協力をいただきまして誠にありがとうございます。令和2年度の芸術鑑賞会の見積書提出の提出、日程変更に伴う対応、誠にありがとうございました。ご提出いただいたプログラムと見積金額、これまでにいただいたDVDの視聴、生徒へのメッセージの強さ等を総合的に判断して、令和2年度の芸術鑑賞会は「雅夢」様に決定いたしました。他の3社の方々、誠実な対応をしていただいたにも関わらず、誠に申し訳ございませんでした。なお、令和3年度の芸術鑑賞会は「演劇」を予定しております。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。」
当たり前のことを当たり前に。
まっすぐに堂々と。
「だから…ガム」。
ご採用いただいた高校はもちろん、3社のエールを追い風に、ガムはこの道一筋に歩みます。
コメントを残す