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時の経過

2019年05月17日

平成の御代が去り令和の御代が始まって半月が過ぎた。

いまこんなことを考えている。

時の経過は残酷だ。

過去に他国を侵略した国家と国民は、酷いことをしたという記憶が薄れ、むしろ文化的、経済的な恩恵を与えたと思い込むようになる。

いいこともしたんだよ、と。

一方で侵略された国は、酷いことをされたという記憶のみが強くなり、文化的、経済的な恩恵を受けたことを忘れてしまう。

わるいことばかりされたんだよ、と。

まったく双方の史実は、時の経過とともに、都合いいように編集されてしまうのである。

その結果、何が起こりうるか?

時の経過は残酷だ。

少なくなった戦争の実体験者の声を凌駕して、戦争を知らない者が、好き勝手に、バランスを欠いた勇ましいことをいうようになる。

平成上皇は、先の誕生日のお詞で、

「平成が戦争のない時代として終ろうとしていることに、心から安堵しています」と述べた。

戦争がなかった平成の30年を創るために、上皇陛下をはじめどれほどの国民が努力してきたことか、思い諮れば頭が下がるし、その意志はまったく強く引き継がなければならない。

令和の御代の天皇陛下には、頑なに平和を望み、穏やかな社会を願ったお父上の生き方を踏襲し、さらに深化させてほしいと思う。

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