原爆の日
2017年08月08日
8月6日の広島に続き、8月9日長崎に投下された原爆の第一目標は北九州市小倉であった。
目標は、当時日本最大の規模であった旧小倉陸軍造兵廠だったといわれる。
しかし天候不順など様々な要因が偶発的に重なり、小倉は原爆投下を免れ、第二目標の長崎に落とされた。
もし小倉に原爆が投下されていたら、私の両親は直撃を受け、したがって私はこの世に存在していないことになる。
遠い過去の他人事ではないのである。
同じく8月9日、ソ連軍は国境を越え、満州に一斉侵攻した。
悲惨な部隊の玉砕(全滅)、居留日本人の集団自決が相次いだ。
原爆投下という残忍で無慈悲な行為に強く抵抗し、戦争というもっとも愚かな行為を断固阻止し、何が何でも平和な世の中を死守しなければならない。
その思いを胸に明日は黙とうする。
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