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高校サッカー

2017年08月04日

20年連続全国高校サッカー選手権大会出場、県内の公式戦で325連勝中、18年連続全国高校総体出場という青森山田高校。

このサッカー部を常勝軍団 に育て上げたのが、名将・黒田剛監督である。

この青森山田のチームスローガンが、黒田監督のいう「百戦百打、一瞬の心」。

百本シュートしたら百本決める覚悟で集中する。

一瞬一瞬を全力出して集中するというもの。

今の若者に欠けているものがあるとすれば「集中力」かも…。

 

その集中力を引き出すヒント、いわば「このくらいでいいだろう」という甘えを排する手法を、多くの先生方は重視している。

もちろん、その有力候補として弊社の作品「中国文化芸術夢公演」を推薦してくださる先生方も多い。

 

一昨年、弊社の作品を鑑賞してくれた宮崎県の名門私立鵬翔高校が、翌年から予選を勝ち上がり4年ぶりに宮崎県代表としてNACK5スタジアム大宮のピッチに立った。

しばらく低迷していた”鵬翔サッカー”が堂々と復活したのである。

しかし2回戦の相手は、なんとその青森山田。

善戦したが負けた。

勝った青森山田高校はそのまま全国制覇を果たした。

 

集中力は長く続かない。

まさに一瞬一瞬の技量なのだ。

それを高めるために、青森山田のイレブンは、何のために苦しい練習をするのか、試合で勝つために何が必要かを徹底して分析し、意識してピッチに立っていた。

鵬翔イレブンは身をもって体験しただろう。

青森山田イレブンと鵬翔イレブンに大差はない。

あったとすれば一瞬繰り出す集中力のタイミングそのものであったといえよう。

 

今、常勝軍団・青森山田は初心に帰り、さらに集中力を高める練習をしているだろう。

かたや鵬翔は、改めて気づいた集中力を高めるために猛然と牙を研ぎ練習に明け暮れているだろう。来年の全国高校サッカー選手権大会が楽しみだ。

 

「ガムの公演を鑑賞して、メッセージを受け止めた生徒が思わぬ力を発揮する」。

これは高校野球だけではないのである。

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