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2017年03月29日
高校芸術鑑賞の作品で、落語、講談、狂言などの古典芸能から演劇や音楽、人形劇まで幅広く展開している会社だ。
その中で同社しかできない作品がある。
人間国宝・一龍齋貞水師の講談と人形劇三国志だ。
とくに人形劇は昔NHKでやっていたこともあり、三国志や水滸伝などは日本でも中国の大衆芸能として人気がある。
何より、同社が中国の文化に愛着を抱いているとしたら嬉しい。
もっとも同社とは営業シーンにおいて競合することもあるが、基本的には住み分けできるし、しっかりした会社だと認識している。
同社しかできない唯一の作品を持っていることは強みだから、その作品に対する思い入れや自信は確かなものに間違いない。
時おり営業の現場で、
「人形劇の三国志、どうかな?」
と親しい先生方に訊かれることがある。
「Y向舎さんでしょ?いいと思いますよ。」
「人間国宝・一龍齋貞水師。長生きしてほしいですね。」
とも答える。
確かな作品をしっかり、前向きに提案するY向舎さんには学ぶ点が多い。
社内でそんな話をしたら
「君はいったいどこの営業マンだ。」
と揶揄されたこともあるが、青春時代の貴重な3年間を過ごす高校生に、意義ある作品を鑑賞してほしいとの思いは一緒なのだから、
「いいものはいいでしょ?」
と言ったら、
「それでよし。」
と社長が笑ってくれた。
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