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EU離脱

2016年06月30日

国民投票の結果、イギリスがEUを離脱することになった。 政治や経済の難しいことはわからないが、国民投票をしたということは、国民の代表である政治家が自分たちの責任を放棄して、最後の重要なところを国民に丸投げしたともいえる。

 

国民投票は感情がむき出しになり結果に残酷だ。妥協点はない。あえて言えば、安易に国民投票がまかり通るのなら、間接民主制の代表である政治家など不要となってしまう。直接民主制が優先するとはそういうこと。はたしてそれでいいのだろうか。

 

今回の結果がイギリスにとって、EUにとって、いや世界にとって良いことか悪いことか私たちにはわからない。しかしEU結成の大きな理念に「戦争の放棄、平和社会の実現」があったはずである。その行方が心配である。

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