今年のカープは注目です
2015年01月26日
昨年末ヤンキースの黒田博樹投手が8年ぶりに古巣・広島への復帰を決めた。年俸は4億円超とみられる。 メジャーではヤンキースが再契約を熱望し、ドジャースは年棒19億円、パドレスは21億円を提示して数球団が争奪戦を繰り広げた。金額だけで判断するならメジャーに残留するのはあたりまえ。プロは年棒がすべての価値を決める。
しかし、 「今の僕があるのはカープのおかげ。いずれは帰り、恩返ししたい気持ちはある。日本に帰るならカープしかない。バリバリやっている時に帰りたい。」
これに対しカープは、以前つけていた背番号15を空けたままにし、シーズンオフには必ずオファーを出して黒田の復帰を望んでいた。いわばカープの変わらぬ誠意が通じたのである。
プレー環境が激変するリスクは承知。金銭面でも大差がある。それでも最後は、愛着のある球団で優勝に懸ける道を選んだ、男・黒田らしい決断だった。 今年の広島東洋カープは注目です。
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