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小保方さんをいじめないで!

2014年03月12日

小保方さんの STAP細胞論文のミスに対して、何かと周りがうるさいようだ。 共同研究者の山梨大若山教授は、STAP細胞の存在に確信が持てなくなったと論文取り下げを求めたし、下村文科相も論文を撤回し精査するべきだと述べた。 小保方さんが所属する理化学研究所も論文について、取り下げを視野に入れて検討していると発表した。 これに対しハーバード大のバカンティ教授は、ミスはあったが、結論に影響するものではないから、取り下げなくてもよいと反対した。 私たちには老練な科学者たちが、よってたかって若い女性研究者をいじめているように見える。それに拍車をかけるのがマスコミの、まさに重箱の隅をつつくような報道。これにはうんざりするかぎりだ。マスコミは過去にもIPS細胞とSTAP細胞を、安易な誤った比較をして物議をかもし、IPS細胞発見の京都大山中教授が解説に追われたことがあった。 もともと凡人の私たちには、STAP細胞とIPS細胞の区別といっても想像つかないが、そもそも「夢の万能細胞」といわれる大発見にただただ驚嘆し、拍手したのはつい40日前ではないか。 小保方さんは、聴覚障がい者を悲しませたあのニセ作曲家とは違うんだよ。根ほり葉ほりミスを追及するより、おおらかな視線で若い研究者を育てたらどうかと思うな。IPS細胞でノーベル賞を受賞者した京都大の山中教授もこの事象に困惑していることだろう。 何よりバカンティ教授が述べた「あのように重要な論文が、仲間の圧力で撤回されるとしたら、とても悲しいことだ」という言葉に同調したいね。

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