山の神へお願い
2014年02月25日
インドネシア・ジャワ島の東部にあるクルド山
(1731メートル)が噴火し、インドネシア政府
国家災害対策庁は、火口から半径10キロ以内に
住む約20万人に避難命令を出した。
噴火によって飛び散った岩石は半径15キロ地点
まで達したという。この影響で、ジョクジャカル
タやスラバヤなどの主要都市にある空港がすべて
閉鎖されたとのこと。
過去にアメリカのセントヘレンズ山、フィリピン
のピナトゥボ山、そしてロシア・カムチャッカ半島のクリュチェフスカヤ山とシベルチ山が同時噴火した際は、その噴火被害の激しさに度肝を抜かれた。
日本でも鹿児島の桜島や霧島連峰の新燃岳。記憶に新しいところでは三宅島・雄山や雲仙普賢岳の噴火があるし、熊本の阿蘇山はいまだに不気味な噴煙を上げている。
あの富士山だっていつ噴火するかわからないということで、静岡、山梨、神奈川の各県が、噴火対策の広域計画を策定したばかりだ。
小笠原諸島西ノ口島の周辺に噴火による新島が出現して、日本の領土が増えたと喜んでばかりはいられない。火山の噴火と地震の発生は、地球が怒っているサインに間違いないのだから。なんとも、くわばら、くわばらである。
山の神へ、どうぞお願いします。もう自然を冒涜しませんから、何とぞ平穏に収まってくださいませ。
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