第26回全日本マーチングコンテスト
2013年12月25日
去る12月21日と22日、テレビスカイAで放映された「第26回全日本マーチングコンテスト」の模様を視た。11月に大阪城ホールで開催されたこの大会には、全国11支部の大会を勝ち抜いてきた代表が、中学の部で24団体、高校以上の部で25団体出場。アリーナいっぱいに躍動感あふれる行進と磨き上げた演奏を披露、日頃の成果を競い合った。
このマーチングコンテストの特徴は金賞、銀賞、銅賞などの審査はするが、1位や2位など単独校の判定をしないことだ。
審査の結果、高校以上の部で今年の金賞は8校。
その中に九州から、玉名女子高校、精華女子高校、そして熊本工業高校が選ばれた。いずれも過去2回ずつ、弊社の提案する芸術鑑賞作品「中国文化芸術夢公演」と「アジアン芸術夢公演」を採用してくださり、上演させていただいた愛着ある高校である。
いずれも確かな演奏とキレの良い演技、なにより晴れの舞台で堂々とした笑顔がすてきだった。とくに精華女子高校は弊社の所在地と同じ福岡県代表ということもあり印象が深い。各校がきらびやかなコスチュームで着飾る中、精華女子高校は伝統のジャージ姿で挑み、最後に人文字でSEIKAと演出して会場の拍手を受けた。
熊本工業高校は堂々としたきびきびした所作で、最後は同じく人文字を描き、ENDでまとめた。
玉名女子高校は同校の特徴である明るさとチームワークの良さが光り、そのすばらしい出来栄えにとても感動した。
もちろん出場した全国25校の溌剌とした高校生の姿に感動し、にじむ涙が止まらなかった。この晴れ姿の陰には、練習の厳しさに泣き、限界に挑戦し、それに耐え、乗り越えた喜びのチームワークがある。そう思うとまた涙がにじんでくる、ほんとうに素晴らしい大会だった。
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