芸術鑑賞・国際交流の原点
2013年08月19日
お盆休み終了。今日から平常勤務である。
さて天草公演の件、最後にこういうお話を。
開演前に主催者の方やボランティアの方が、
ブドウやスイカや甘夏など果物をたくさん
持ってきてくださった。中国雑技のメンバー
は果物が大好物と知って、差し入れしてくださった
のである。すべて地元天草産の果物で本当においしかった。
しかしそれ以上に、メンバーは感激していた。
それは果物を食べやすいように、わざわざ一口サイズに切り分け、小さなフォークと小皿を添えてとどけてくださったからである。日本人の優しさ、人をもてなすという心にふれたメンバーは、この気配りに感激した。
「天草市のみなさんの心は温かい。」メンバー皆がうなずいていた。
ともすればギクシャクとする日中関係だが、人の心に国境や利害はない。お互いがお互いを思いやり、喜んでいただこうとする無心の心遣いこそ国際交流の原点であると、改めて教えてくれた天草市のみなさん、ありがとう!
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