芸術鑑賞会・ありがとう、浮羽究真館高等学校のみなさん!
2025年11月14日
10月6日(月)は福岡県立浮羽究真館高等学校の芸術鑑賞で演目は「中国文化芸術夢公演」。会場は真新しく立派な同校体育館での公演でした。
浮羽究真館高等学校は、浮羽高校と浮羽東高校の2校が統合され平成17年4月に開校した市内唯一の県立高校。昨年(令和6年)、創立20年を迎えました。特筆するのは地域と連携した活動の一環として「うきはラグビータウンプロジェクト」を推進していること、地域の方々と協働しながら地域の魅力を発信していく同校やうきは市の教育方針にはかねてから注目していました。
ご担当のT先生と初めてお会いしたのは今年2月26日。生徒育成部指導課のとてもフランクで快活な中に理知的な信念のある先生で、生徒たちの将来や地域協働に造詣が深い信頼がおける方でした。当然ラグビーの話でも盛り上がりましたよ。
福岡県内の高等学校ラグビー界には、東福岡高校をはじめ、筑紫高校、修猷館高校、福岡高校、小倉高校、福岡工業高校、東海大学付属福岡高校など大規模な強豪校がずらり。ここに割って入ろうとするのが全校生徒数332名の浮羽究真館高校でした。これってガムのもつ「1%の奇跡!?」を実現するのに最適な学校だと思いませんか?T先生との対話には熱がこもりましたね。この成り行きは、まるでモールから先手を取り、すばやくボールをつないだハーフの頭脳的的確な状況判断と、パスをつなぎながらトップスピードで駆け抜けたバックスの豪足がトライした場面でした。もちろんハーフはT先生。ガムは?いえいえただのファンに過ぎません(笑)。その後のT先生との打ち合わせや事務作業などはテキパキとして早いこと。
9月16日念のために体育館設備の点検視察に同行した舞台進行Gのヤル気も半端なく高まり、T先生からいただいた全幅の信頼が、むしろプレッシャーとなるほど、私たちも気合を入れて臨んだ芸術鑑賞公演でした。
さて当日。生徒のみなさんが続々と体育館に集合してきました。事前にお配りしたポスター効果もあり、生徒のみなさんの表情は興味津々。やがて開演。緞帳前に登場した司会者Mの前振りから場内は熱気を帯びてきました。そして後半、この公演のメッセージである“雑技アラカルト”。生徒のみなさんは雑技のメンバーの子ども時代の映像を凝視しながら、MCの影ナレーションに耳を傾けます。雑技のメンバーはなぜ苦しい練習に耐えるのか?耐えてつかんだ栄光は何をもたらすのか?成功するには何が必要か?どうすれば成功するのか?それぞれ自分の身に置き換えて生徒のみなさんは自らに問い直します。やがて、至極当たり前の“信念”を再発見し、ふつふつとしたヤル気が頭をもたげます。親や教師や友人から指摘されたら時に反発した感情も、自分で納得し自分で動き出せばとてつもないパワーを発揮するでしょう。そのお手伝いがこの影ナレーションにあります。それが芸術鑑賞・中国文化芸術夢公演の特徴。浮羽究真館高校の生徒のみなさんは、この公演がもつメッセージを確実に受け留めてくれたようです。
筆を擱く前に「1%の奇跡」の願いを込めてもう一度。浮羽究真館高校、とくにラグビー部のみなさん。ヒントになりましたよネ。みなさんが鑑賞したこの中国雑技の真髄は、“バランス”と“集中力”。気分のすぐれないときや、体調の悪いときもあるでしょうが、どんなに苦しくてもそれを乗り越えるのが、持ち前の“精神力”。
何度も愚直に繰り返すフォーメーションの中、一瞬のひらめきを活かす突破力。アシストする仲間の意を受けて果敢にアタックする姿勢がトライをもたらすことを。
「夢は逃げない、逃げているのは?」。信じて常に、前へ、前へ。3年前102対6で大敗した打倒ヒガシ(東福岡高校)を果たすために。怯まず、臆せず、追いつき、追い越せ。だいそれた夢だからこそ燃えまくっていいんですよ。奇跡を起こしましょう。期待していますよ。
楽しかった福岡県立浮羽究真館高等学校芸術鑑賞会。
このような機会を設けてくださったご担当のT先生をはじめ、多くの先生方、保護者の方々に心から御礼申し上げます。
そしてありがとう、ほんとうにありがとう浮羽究真館高等学校のみなさん!
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この道一筋、まっすぐ、雅夢(がむ)しゃらに。
それではまたお会いしましょう。
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