ルナ
2016年10月17日
千鳥足で帰宅する私に一匹の子ネコが着いてきた。
か弱い声でミャーミャーと鳴き、雨に濡れ、震えて可哀そうだ。
抱きかかえて帰宅。 妻に介抱してもらい、幼い子供たちの歓迎を受けて、その子ネコはルナ。
月夜に出会ったからと、長男が名付けた。
ルナはシャムネコ系の雑種だったが、敏捷な動きと、高貴な佇まいで存在感があった。
そのルナが9月15日午前9時に永眠した。
実に静かな最期だった。
2日前の13日、タイ国民に敬愛されたプミポン国王が崩御されている。
ルナは国王に殉じてタイに帰ったのかなとも想像した。
いずれにしても生後数週間から14年間。
ルナは我が家の家族として暮らし、天寿を全うした。
ルナはペットではない、家族そのものだった。
ありがとう、さようなら、ルナ。
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