芸術鑑賞・佐賀女子高校のみなさん、ありがとう!
2013年11月20日
11月16日は佐賀女子高等学校の芸術鑑賞会「アジアン芸術夢公演」。同校体育館で開催されました。佐賀女子高校は、創立を明治30年にさかのぼる、一貫した女性教育に特徴をもつ伝統校です。
佐賀女子高校がめざす女性像は、
「その人のいるところ常にほのぼのとした
ものがただよい、その人は美しいものにす
なおに感動し、何人からも何ものからも何
かを学びとることのできるすなおな心を持
ち、いらだちやつぶやくことなく生きるこ
とに感謝できる人。」にあります。
なんと素晴らしい訓えではありませんか。
佐賀女子高校の訓えの先にあるものは、
きっと家庭、社会、そして国家の「平和」
だと、私たちは確信しました。そして、
佐賀女子高校のめざすものに接して、私ど
もがメッセージしたい平和を、真っ先に守り、育てる強さは、やはり女性のリーダーシップが優先するとも感じました。
このような素敵な校風の芸術鑑賞会で、出演者やスタッフのやる気がさらに増したのは言うまでもありません。アジア4か国の出演者は、開演前、それぞれが楽器の手入れに余念がありませんでした。
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奏者が佐賀新聞社を表敬訪問し、新聞社文化部の
取材を受けました。彼女は、中国琵琶演奏家とし
ては、自他ともに認めるアジアナンバーワン。
すなわち、そのたぐいまれな演奏技術や曲の理解
度、表現力。そして風格には、だれもが称賛の声
を挙げる名手です。多忙な彼女に、女性教育に力
を注ぐ佐賀女子高校の芸術鑑賞会出演を要請した
ところ、スケジュールを調整し快諾してくれまし
た。佐賀の秋空に響いた中国琵琶ナンバーワンの音色、素敵だったですよね。
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さて芸術鑑賞公演が始まると、早くも手拍子
が出て、ワクワクするような雰囲気になりま
した。
はみなさん積極的。元気な女子高校生の歓声
が体育館に響きわたりましたが、楽しむとこ
ろは大いに楽しみ、聴くべきところは静かに
聴く。とてもメリハリのついた生徒のみなさ
んの鑑賞態度に、私たちは感心しました。
きっと先生方の教育方針が素晴らしいのでし
ょうし、それを受け入れる生徒のみなさんと
一体化した方向性、それが伝統校の重みなんだと私たちは感じました。
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ていただき、お茶や菓子や果物などたくさん
のご用意をいただきました。とくに佐賀の柿
は甘くておいしかったです。お昼のご用意も
してくださり、太巻きやいなり寿司をそれぞ
れに準備してくださり感激しました。
「そこまでしてくださらなくても結構ですよ。」
というのが私たちの本音なのですが、遠来の客
を笑顔とともにもてなす心の温かさがたっぷり
と伝わりました。
女性教育に特徴をもつ伝統校ならではのきめ細
やかなおもてなしに、ネパール人も、中国人も、
韓国人も、モンゴル人も、もちろん私たち日本人
も感動しました。“人の心に国境はない”。この言葉はほんとうですね。
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公演終了後、私たちは市内のションッピングセンター・モラージュ佐賀にある
ここは弊社と交流があるパキスタン人が経営するインド・パキスタン料理の店。
今回は辛いカレーにこだわるネパール人や、トウガラシの辛さに慣れている韓国人と一緒ですからコックさんも大変?と思いきや、コックのインド人を交えて和気藹々の食事でした。ネパール語、インド語、パキスタン語、韓国語、モンゴル語、中国語が飛び交う国際交流サロンのような雰囲気でしたが、共通語は日本語。「いただきます。」と「ごちそうさまでした。」はきちんと日本語でしたよ。どうぞ佐賀のRAJAをよろしく。
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明るくて素直で素敵な生徒のみなさんと過ごし、楽しかった佐賀女子高校芸術鑑賞会。このような機会を設けてくださったご担当の先生方に心から御礼申し上げます。
そしてありがとう、ほんとうにありがとう
佐賀女子高校のみなさん!
ところでこのブログを発見してくださった方は、
ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね
生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。
それではまたお会いしましょう。
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