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芸術観賞会 翔陽高等学校のみなさん、ありがとう。

2024年12月02日

11月29日(金)は熊本県立翔陽高等学校の芸術鑑賞、演目は「中国文化芸術夢公演」でした。

会場は同校体育館。

ご担当は女性のH・S 先生ともうお一人の同じく女性のH・A先生でした。

もともとH・S 先生は、熊本市内西部の熊本西高校に在職しておられた頃から存じ上げており、懐かしい再会でした。

2016年(平成28年)4月。

突如として襲った熊本大地震。

熊本は大混乱に陥りましたが、先行き不安で意気消沈する生徒たちを、励まし、勇気づけたいと先生方は奮闘し、稼働できるメドが立った体育館で、ただし余震が続いているので中止は承知のうえで11月に芸術鑑賞を行ったのでした。

もちろん、作品は「中国文化芸術夢公演」。

その時のご担当がH・S先生でした。

その後翔陽高校へ異動なさったH・S先生と再会したのですが、話題はあの時にご奮闘いただいたK先生やA先生やO先生のその後に終始しました。

また、ガムの巷間いわれる”1%の奇跡”を体現した西高ラグビー部が翌年から県大会を次々と勝ち上がり、花園出場、たしか3年連続の偉業を達成したことも話題に上がったものです。

もちろん、翔陽高校でも中国文化芸術夢公演を開催したいと尽力されたH・S先生でしたが、2019年暮れからあの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が発生。

またもや先行き混乱の状態になりました。

それだけに本年、無事に開催できたことは、弊社にとっても、H・S先生にとっても嬉しい行事となりました。

ところで翔陽高校は生徒たちが多様な学びを経験できる学校です。

「国語」や「数学」、「体育」等の普通教科の科目に加え、「農業」「工業」「商業」「家庭」の四つの専門教科から、自分が学びたいと思う教科(系列)を中心に科目選択して授業を受けることができます。

5つの系列の内、「農業」「工業」の系列はさらに「園芸・造園」「食品製造」と「機械」「電気電子」「建築」の5分野に分かれているので、翔陽高校が開設する科目数は熊本県内の高校でも随一の陣容を誇ります。

多様な学び方の特色は「実習での学び」と「ICTを使った学び」。

農業、工業、商業、家庭の各系列には、実習で専門的技能を身に付ける科目が設けられ、資格取得に必要なスキルも磨いています。

各科目の学習においてはタブレットPC等のICTの活用も進んでおり、翔陽高校は学校情報化認定(日本教育工学会)優良校に認定されているのです。

さあ、話題を芸術鑑賞にもどしましょう。

体育館に急ぎ足の生徒のみなさんが集まってきました。

いつものことですが、事前にお配りするポスターの影響もあり、この公演を楽しみにしてくれる生徒のみなさんは、先生方や生徒会が行う開演前の全体指導や諸注意などの進行セレモニーに実に協力的です。

したがって開演時間が早まることはよくあります。

もちろん私どもも準備OKやる気満々。

緞帳が上がり、まずは生徒のみなさんの歓迎の拍手から公演はスタートしました。

「夢は逃げない。逃げているのは?」

これは事前にお配りするポスターのロゴ。

このロゴの真意と解釈を巡って今から生徒のみなさんと私どものキャッチボールが始まるのです。

「もし、技に失敗したら?」

「やり直せばいいよ。そのままスルーするのは恥ずかしいよ」

「最後まで自分を応援するのは、結局、自分自身」

「心にスイッチ、君ならできるよ」

翔陽高校のみなさんは、あらためて納得し、意を得たようです。

キャッチボールの最後の返球は大きな拍手をともなったストレートでした。

ズシンと手ごたえありましたね。

楽しかった熊本県立翔陽高等学校芸術鑑賞会。

このような機会を設けてくださったご担当のH先生をはじめ、K校長先生や多くの先生方、保護者の方々に心から御礼申し上げます。

そしてありがとう、ほんとうにありがとう翔陽高等学校のみなさん!

ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。

また㈱雅夢のフェイスブックもご参照ください。

この道一筋、まっすぐ、雅夢(がむ)しゃらに。

それではまたお会いしましょう。

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