”ガムの1%の奇跡”結果報告
2024年07月29日
第106回夏の甲子園大会九州管内県予選も大詰め。
九州ではおおむね決着がついたようです。
”ガムの1%の奇跡”実現で、実は進展を注目していた高校がありました。
鹿児島の樟南高校です。
令和3年11月。
新型コロナ禍の真っただ中。
細心の注意を払いながら、樟南高校でなんと1日3回公演を行いました。
学年ごとに体育館で3回公演を行ったのです。
各公演とも盛り上がりましたが、やはり全校生徒が一同に集うパワーにかけ、一体感は劣った気がしました。
はたして、私たちのメッセージは届いたのだろうか?
つまり、ガムの中国文化芸術夢公演を鑑賞した高校生は、野球部でいえば2~3年以内に甲子園に行く!?という、あの都市伝説的な現象のことです。
その樟南高校は鹿児島県予選を順当に勝ち上がり、準々決勝で鹿児島実業高校と対戦。
弊社にとって「鹿実」はよくお世話になる学校でご担当の先生を尊敬し薫陶を受けている愛着ある学校。
どちらを応援するべきか内心忸怩たるものがありましたが、結果は樟南高校が勝利し、準決勝も一気にクリア、決勝戦に進んで神村学園高校と雌雄を決することとなったのです。
神村学園高校は、さて何年前になるでしょうか?
多分15年位前になるでしょうが、芸術鑑賞で中国文化芸術夢公演をご採用いただいたことがあり、それからですよ。
野球をはじめ駅伝や、バレーボール、サッカーなどが強くなったのは。
神村学園の体育館に大きく掲示された標語をよく覚えています。
や・か・ぜ、の法則。
つまり、やればできる、かならずできる、ぜったいできる。
ところで神村学園高校は、その後芸術鑑賞は演劇の分野しかやらないという方針になったということでした。
理由はよくわかりません。
さて決勝戦に臨んだ樟南高校は、健闘むなしく神村学園高校に敗れましたが、決勝まで進んだ実績はすばらしいし大いに評価されるに違いありません。
願わくばコロナ禍でなく、全校生徒が一丸となって中国文化芸術夢公演を鑑賞していれば、もっと違ったパワーが発揮できたかも……、と、私たちは悔やんでいます。
他に目を向けても、熊本県大会決勝で熊本工業高校に敗れた熊本国府高校をはじめ、私たちにとってお世話になっている、馴染みの高校の結果の明暗に一喜一憂するいつもの夏でした。
そういえば、3年前この樟南高校公演の翌日は鹿児島女子高校の公演で、こちらはコロナ禍1日2回公演でしたが、この鹿児島女子高校は本年1月の春高バレーに鹿児島県代表として出場する快挙を達成しました。
また全国大会・全国総文祭に音楽部、珠算部、ワープロ部、筝曲部が出場しました。
地元の福岡県。
野球部だけに絞ると、北筑高校と古賀竟成館高校がベスト32,育徳館高校と自由ヶ丘高校がベスト16,九国大附属高校と福岡工業高校がベスト8,そして既報の豊国学園高校がベスト32,福大附属若葉高校がベスト4でした。
コロナ禍に痛めつけられた令和3年度でしたが、みんなそれぞれに頑張っていることが嬉しい現象でした。
勝っても負けてもベストを尽くし、悔いないプレーを展開する高校生たちに微笑む、願ってもないプレゼント、それが”ガムの1%の奇跡”かもしれませんね。
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