沖縄慰霊の日
2023年06月23日
2023年6月23日
今日は県民の4人に1人が犠牲になった沖縄慰霊の日。
皇室として第二次世界大戦後初の沖縄県訪問を行った皇太子および同妃、現在の上皇陛下、同妃殿下は、糸満市のひめゆりの塔で火炎瓶を投げつけられた。
にもかかわらず、その日の夜、皇太子(上皇陛下)は那覇市の宿舎で、沖縄県民に寄せる特別談話を発表した。
「過去に多くの苦難を経験しながらも、常に平和を願望し続けてきた沖縄が、先の大戦で、我が国では唯一の、住民を巻き込む戦場と化し、幾多の悲惨な犠牲を払い、今日にいたったことは忘れることのできない大きな不幸であり、犠牲者や遺族の方々のことを思うとき、悲しみと痛恨の思いにひたされます。」
「私たちは、沖縄の苦難の歴史を思い、沖縄戦における県民の傷跡を深く省み、平和への願いを未来につなぎ、ともどもに、力を合わせて努力していきたいと思います。」
「払われた多くの尊い犠牲は、一時の行為や言葉によってあがなえるものではなく、人びとが長い年月をかけて、これを記憶し、一人ひとり、深い内省の中にあって、この地に心を寄せ続けていくことをおいて考えられません。」
また別の日、こうも述べている。
「日本では、どうしても記憶しなければならないことが4つはあると思います。
終戦記念日、広島の原爆の日、長崎の原爆の日、そして6月23日の沖縄の戦いの終結の日です。」
平和に勝る喜びはない。
コメントを残す