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芸術鑑賞会 鹿児島工業高等学校のみなさん、ありがとう!

2021年12月20日

そのお電話をいただいたのは2か月前の10月22日だった。

「ガムさん、遅くなって申し訳ないけど、提案して。今年、芸術鑑賞やりますよ。」

旧知のI先生からだった。

I先生は鹿児島工業高等学校の方で一昨年の「モンゴルの風」、昨年の「中国文化芸術夢公演」と2年連続で芸術鑑賞を承ったご担当の先生。

さかのぼれば「中国文化芸術夢公演」も以前ご採用いただいているし、弊社にとって、鹿児島工業高校、通称“鹿工(ろっこう)”はいわば馴染みのある学校である。

7月7日、別件で鹿児島へ行ったとき、I先生に時間を作っていただき表敬訪問した。

「とにかくコロナ禍で困っている。生徒たちが楽しみにしている修学旅行も、関西はやめて種子島にした。学校行事の遂行が難しいので今年の芸術鑑賞は中止かもしれない。」

「仕方ないですね。もし状況が好転するようならご指示ください。」

「わかりました。困ったときのガムさん頼り、だからその時は電話しますよ(笑)。」

「いつでもどうぞ。何をさておきすぐ駆け付けますから(笑)。」

こうして校舎を後にしたものだった。

ところで、私たちが大切にしている訓えがある。

それは

“勝ちに不思議な勝ちあり。負けに不思議な負けなし”。

江戸時代後期の平戸藩主、松浦静山の言葉。

人として行うべき正しい道にしたがい、道をまもれば、勇ましさがなくても必ず勝ち、道にそむけば必ず負ける。

つまり、負けたときは、必ず負ける理由がある。

勝った時はおごることなく感謝の気持ちを忘れないということ。

私たち流に解釈すると、負けた原因はすべて自己のつたなさに要因があり、勝った原因は自己の力でなくただ運がよかったということ。

まさに今回は運が味方してくれたのです。

「I先生、とっておきの作品がありますよ。今年から鹿児島に初上陸します。」

「わかりました。ガムさんにお任せします。大至急、計画書を送ってください。」

こうして、チングドゥル(親舊達)コンサートは鹿実に続き鹿工に再登場したのである。

鹿児島工業高校3年連続の芸術鑑賞受託である。

会場は同校体育館で12月16日(木)1日2回公演。

前日に完璧な仕込み作業を終えた私たちを、同校のシンボルで校内にそびえたつ文化庁登録有形文化財の大煙突が、今回も堂々と出迎えてくれた。

公演当日はあいにくと雨模様。

肌寒い1日だったが体育館内は生徒のみなさんの熱気で満ちていた。

チングドゥルって、いったい何を見せてくれるのだろう?

生徒のみなさんは興味津々だったに違いない。

やがてプログラムが進むにつれて、

なんだ?韓国のこのリズムは。

なんだ?この舞踊は、この歌声は?

そうか、なるほど、日本海を挟んで両国はもっとも近い民族同士なんだ。

とすると?

チャンゴ(杖鼓)やケンガリ(鉦)を通して韓国の文化芸能に触れ、和太鼓、津軽三味線や篠笛、鼓を通して日本の文化芸能を見直したとき、生徒のみなさんは確信したことでしょう。

文化、芸能、芸術に優劣はない。

人の心に国境はないと。

だからチングドゥル=ともだち、なんだと。

どうやら鹿児島工業高校の生徒のみなさんの心に、友情の灯がさらに宿ったようです。

とても意義ある嬉しい公演でした。

終演後、男子が多い工業高校でも近頃は女生徒が増えているようで、可愛い“鹿工乙女たち”と記念写真を撮りました。

舞台に腰かけるなんてと彼女たちは躊躇しましたが、私たちが強引に勧めたのです。

撮影直前にマスクを外しましたが、もちろん撮影後はしっかりマスクをつけましたからご安心を。

楽しかった鹿児島工業高等学校芸術鑑賞会。

このような機会を設けてくださったご担当のI先生をはじめ、開演前に、ご丁重なご挨拶を頂戴したO校長先生や多くの先生方、保護者の方々に心から御礼申し上げます。

そしてありがとう、ほんとうにありがとう鹿児島工業高等学校のみなさん!

ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。

生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。

また㈱雅夢のフェイスブックもご参照ください。

この道一筋、まっすぐ、雅夢(がむ)しゃらに。

それではまたお会いしましょう。

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