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津軽海峡横断

2021年08月26日

宮崎県延岡市の高校3年生男子3人が、津軽海峡を泳いで渡る横断リレーに挑戦するらしい。

このニュースを知ったのは今年3月。

延岡星雲高校のS君と延岡工業高校のI君とT君。

3人は、リレーしながら海峡横断にチャレンジします。

3人が挑む津軽海峡は、世界七大海峡の1つで、最も潮の流れが速いと言われていて、直線距離はおよそ30キロですが、潮に流されるので実際に泳ぐ距離はその1.5倍の45キロにもなるそうですよ。

 3人を監督として指導するのは、延岡市在住でウォーターオープンスイマーのFさん。

Fさんはこれまでに津軽海峡やドーバー海峡を1人で泳いで渡る、単独横断泳を成功させるなど海峡横断泳の第一人者。

もともと3人は同じスイミングスクールに所属、中学3年生の夏の大会が終わった後に、この挑戦を決意、準備を進めてきたそうです。

もっとも高校生だけでつくるリレーチームの挑戦は初めてであり、最初で最後となる今回の挑戦。

成功すれば、津軽海峡横断の最年少記録を更新するは間違いありません。

指導するF監督は

「現時点での成功確率は5月時点で30%ぐらい。ここから残り3ヶ月間トレーニングを積んで、成功確率を限りなく100%近づけて行けたらいいです。一人一人の実力は全然足りませんが、3人の力を合わせて僕を越えてもらいたい。」

それぞれが熱い思いをもって臨む津軽海峡横断泳。

「コロナ禍なんかに負けるもんか。仲間と心を一つにして僕たちは頑張る。」

3年間の努力を力にかえて未知の荒波に挑む彼らに大きなエールを送りたい。

そう期待した彼らがついに7月、リレー横断を成功させた。

3人は7月30日の午前4時34分に青森県側を出発。

S君、I君、T君の順に交代で泳ぎを続けながら、10時間1分20秒後の午後2時35分、北海道に到着、完泳を果たした。

高校生だけでリレーチームを組んで津軽海峡を横断したのは、もちろん世界で初めての快挙だったのです。

今年は、これ以上コロナ蔓延が酷くならなければ、10月に延岡市内5高校、すなわち延岡高校、延岡星雲高校、延岡工業高校、延岡商業高校、聖心ウルスラ学園高校の合同芸術鑑賞公演が開催されます。

演目は中国文化芸術夢公演。

この公演を承っている弊社としては、コロナ禍収束を願うとともに、星雲のS君や工業のI君とT君にお会いし、海峡横断の感想をぜひ訊きたいと思っています。

とても楽しみです。

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