株式会社 雅夢

2019年12月09日

１２月４日（水）は大牟田高等学校・中学校の芸術鑑賞、演目は「中国文化芸術夢公演」でした。

会場は大牟田文化会館。

大牟田高校は福岡県南の雄として高名な高校です。

学業はもちろん、部活動でもインターハイに出場した男子駅伝部・柔道部・男子ソフトテニス部の活躍はもちろんのこと、全国選抜大会・九州大会・県大会などで、弓道部・女子駅伝部・野球部・水泳部・バドミントン部・卓球部・女子ソフトテニス部・男子陸上部・女子陸上部等が元気に活躍しています。

文化部では、吹奏楽部が全国大会への連続出場を目指して日々練習に励んでおり、他にロボット・無線部は、全国高等学校ロボット競技大会へ毎年出場し、福岡県初となる全国大会優勝も果たしました。

また、美術部も毎年、全国大会へ出展しています。

そんな大牟田高校ですが、私たちに身近なのが男子駅伝部。

暮れの都大路を疾走する赤いユニフォームは全国男子高校駅伝競走大会福岡県代表として常連です。 

しかしその大牟田高校は一昨年、全国大会の連続出場が「３１」でストップ。

悔しさをバネに雪辱した昨年の都大路では健闘したものの結果は３１位でした。

今年は？今年は県予選で、北九州市の自由が丘高校に競り負けて２位となりました。

自由が丘高校は全国男子高校駅伝競走大会になんと初出場です。

自由が丘高校は３年前「中国文化芸術夢公演」をご採用くださり、その後順調に好成績を上げています。

メッセージある芸術鑑賞を経て、部員のパワーがさらにアップしたのだろうと、弊社は勝手に推測しニンマリ？しています。

今年全国男子高校駅伝競走大会に出場する九州勢のうち、この自由が丘高校をはじめ、宮崎日大、鹿児島実業、そして５０年ぶり出場の熊本開新高校、そして北部九州代表校の大牟田に注目しています。

女子では神村学園と諫早高校。

みな弊社のメッセージに注目し、ご採用いただき、レベルアップした高校なんですね。

そういえば岡山県代表の倉敷高校や中国地区代表として、こちらも都大路初出場の水島工業高校も楽しみです。

新鋭が猛スパートするか古豪の復活なるか。

今年の全国高校駅伝競走大会は見ものですよ。

さて芸術鑑賞当日。朝から生徒のみなさんが文化会館に集まってきました。

今日は１０時からと１４時からの１日２回公演です。

準備万端整えて、私たちは生徒のみなさんをお迎えしました。

やがて１回目が開演。

緞帳が上がると早くもヒートアップ。

館内は大きな歓声に包まれました。

プログラム中盤にサプライズがありました。

なんと大牟田高校のN先生がディアボロを携えて舞台に登場したのです。

一生懸命演技するN先生に生徒のみなさんも大声援。

やがて演技終了後、女性司会者の問いかけにN先生はこうメッセージしました。

「高校生時代、自分はおとなしく引っ込み思案の性格だった。大学に進み、趣味でディアボロを始めた。人前でパフォーマンスすることで性格が前向きになった。生徒のみんなも興味もったことに全力で取り組んでほしい。苦しい練習の先には嬉しい瞬間が待っているよ。」

万雷の拍手が続く中、こういうハプニングもありました。

内外ともに「チャンピオン」の称号をほしいままにする出演者が持ち技で失敗したのです。

それも舞台袖で見守る私たちに言わせると、まだ芸のアプローチ段階なのに、なぜ失敗するの？といいたい状況でした。

もちろん彼はプロ中のプロですから、その後は平然と芸を立て直し、大きな拍手を受けて終了しましたが、終演後の彼はこういいました。

「つい指先の練習をおろそかにしたから、小指の曲がりが足らなかった。反省している。ごめんなさい。」

アマチュアのN先生でもプロの出演者でも、大切なのは基本動作であるということ。

心・技・体を高め維持するには、基本＝練習の積み重ねしかないということなのです。

紅潮した笑顔の生徒のみなさんは、そのことを心に留め会場を後にしたことでしょう。

これからの太牟田高校・中学校の生徒のみなさんの活躍が楽しみです。  

楽しかった大牟田高等学校・中学校芸術鑑賞会。

このような機会を設けてくださったご担当のT先生や前任のK先生をはじめ、開演前に、ご丁重なご挨拶を頂戴したA校長先生や多くの先生方、保護者の方々に心から御礼申し上げます。

そしてありがとう、ほんとうにありがとう大牟田高等学校・中学校のみなさん！

ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。

生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。

また㈱雅夢のフェイスブックもご参照ください。

この道一筋、まっすぐ、雅夢（がむ）しゃらに。

それではまたお会いしましょう。