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「ベンツ」に「名誉ボス」の称号

2014年02月04日

先月22日大分市は、高崎山自然動物園の

最長老ザルで、死んだと判断したC群トップ

の「ベンツ」(オス、推定35歳)に対し、

初の「名誉ボス」の称号を贈ると発表した。
ベンツは餌付けするニホンザルの二つの群れ

でトップを経験した日本唯一のサル。

昨年9月に一時失踪し、昨年12月から再び

行方が分からなくなっていた。

1か月間、餌場に姿を現さなかった場合は

死んだとみなすという慣例に従い、高崎山自然動物園は1月17日に「死亡宣告」をしていた。
この『伝説のサル』については、失踪した昨年9月から私たちも心配して、

10月10日付けのブログに掲載したことがある。

またひょっこり現れるのではないか?そんな気がして12月の失踪以来私たちはひそかに朗報を待っていた。しかしこの冬の寒さは人間でいえば110歳の老体に無理だったかもしれない。残念だがベンツの冥福を祈ろう。

しかしベンツは並みの猿じゃないから、おそらく今度現れるときはサルの仙人ならぬ仙猿として、また高崎山自然動物園に君臨するに違いない。

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