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芸術鑑賞会・ありがとう、鹿児島実業高等学校のみなさん!

2025年11月15日

10月29日(水)は鹿児島実業高等学校の芸術鑑賞、演目は同じく「中国文化芸術夢公演」でした。香椎高校公演を終えた私たちは、メンバー、スタッフそれぞれに車で九州道を南下、鹿児島へ向かいました。鹿児島実業高校のご担当は旧知のY先生。非常に聡明で理知的なお方。余計な会話はしないし受取る方にすれば、最初は真意が測れない印象を持つかもしれませんが、実はY先生はとても心が広く温かいお人柄。長いお付き合いをさせていただいている私たちはそのことをよく知っています。

 

今夏、こういうことがありました。どうしてもY先生にお会いしたいし、そこで観たいものがあると思い立ち、何度かお電話しましたが繋がらず、ならば直接行こうと、汗を拭き拭き学校を訪ねましたが、あいにくとご多忙な先生は不在でした。でももう一つの願いはかないました。それは学校から眺める桜島の雄姿を拝めたこと。むしろこちらの方が目的だったかもしれませんが、そのことを社内でいうと「えっ?そのためにはるばる鹿児島へ行ったのですか?」といわれそうで、これは今だからの内緒の話(笑)。

城山展望台から眺める桜島など市内には有名な観光スポットがありますが、私たちは“鹿実”から眺める桜島が最高だと思っています。と同時に、例の”地獄の階段”の上り下りを含め、鹿児島実業高校の生徒のみなさんは風光明媚な環境で磨いた質実剛健さに恵まれていると思わざるを得ません。もし行き詰ったり悩んだりすることがあれば鹿実から眺める桜島をお勧めします。じっと眺めていれば桜島が行くべき道を教えてくれますよ。

 

そんな鹿児島実業高校の芸術鑑賞会。アジアの音楽公演や韓国チングドゥルを含めばもう弊社は5、6回以上ご採用いただいているのではないでしょうか。どっしりした校舎とご担当のY先生にお変わりはありませんが、3年経てば入れ替わる生徒たちと、時に噴火する桜島の形状や風向きはその都度変わります。私どものメッセージは変わりませんが、公演の構成は少しずつ変化させなければ、何より私どもを信頼してくださるY先生のご期待に沿えなくなってしまう。何よりあの桜島に申し訳ない、そういう意味でも気合の入った公演でもありました。

さて公演は体育館で1日2回公演。続々と生徒のみなさんが入館してきました。生徒のみなさんの期待が大きいのがわかるのが公演開始時間。案の定開演が早まるかもとおっしゃるY先生に、大丈夫です、お任せくださいと応えた私たちでした。1回目も2回目も開演時間を早め大いに盛り上がった公演でした。終演後、撤収のお手伝いをしてくれる生徒をテキパキと手配してくださるY先生と少し公演の感想を話し合う時間をもてました。また帰路の車中でもいただいたお電話でいろいろと話し合うことができました。

「ガムさんのメッセージを今度は教師が生徒に伝える番だ。あの技を披露する意義は?。プレッシャーに打ち勝つ訓練とは?成功するとは何をもって成功と言えるのだろう。」

Y 先生の指摘は鋭いもの。私たちも考えさせられます。

 

名門・鹿児島実業高等学校、通称鹿実(かじつ)健児の輩出は、教師をはじめ関係者の努力はもちろんですが、一方では目の前の桜島の雄姿が育てたものと私たちは考えます。晴れの日も雨の日も風の日も景色を変えながらも桜島は悠然とそびえていますが、生徒たちの心が少し緩慢になったかなと思える時には爆発します。目を覚ませ、忘れるな、君の目標は何だ、と生徒一人一人の心に問いかけるのでしょう。それにしてもY先生の笑い話、

「演劇や音楽や古典のジャンルでつまらない作品だと、たとえば途中トイレに行った生徒がそのまま帰ってこないんだよな。そんな自由も今はあるからね。ところがガムさんのは違うよ。生徒は走ってトイレに行き走って帰ってくるからね(笑)」

だから、このまま、いやそれ以上に気を引き締めて、頑張りなさいというY先生の激励でした。

 

楽しかった鹿児島実業高等学校芸術鑑賞会。

このような機会を設けてくださったご担当のY先生をはじめ、多くの先生方、保護者の方々に心から御礼申し上げます。

そしてありがとう、ほんとうにありがとう、桜島の雄姿と鹿児島実業高等学校のみなさん!ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。

生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。

また㈱雅夢のフェイスブックもご参照ください。

この道一筋、まっすぐ、雅夢(がむ)しゃらに。

それではまたお会いしましょう。

 

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