芸術鑑賞会・田川高校のみなさん、ありがとう!
2018年11月13日
引き続き11月8日(木)は、福岡県立田川高等学校の芸術鑑賞公演でした。
先月末開催の鞍手高校と同じく田川高校も昨年100周年を迎えた筑豊地区の名門校です。
田川高校の校訓は
「水平線上に突起をつくれLeave your steps over the horizon.」
誰でもすばらしい可能性を持っているのだから、努力を積み重ね、才能を最大限に発揮しようという意味です。
水平線上に突起をつくれ。
とてもすばらしい校訓だと思いましたね。
この田川高校は、平成筑豊鉄道「勾金田川高校前駅」と、JR日田彦山線「一本松駅」から徒歩数分の距離にあり、交通の便がよく、のどかな田園に囲まれた緩やかな高台に位置しています。
さて今回の演目は「中国文化芸術夢公演」。
前回ご採用いただいたのはなんと10年前、平成18年10月の「アジアン芸術夢公演」でした。
その間のブランクの最大要因は、ただ、ただ弊社の営業不足。
地元だし、いつでも行けるという慢心は大いに反省しなければなりません。
ところでご担当はT先生。
とても聡明でご親切な対応をなさるすばらしい女性の先生でした。
T先生からご採用のご連絡を受けた際、お訊きしてみました。
ご採用のポイントはどこだったでしょうか?
それは 「生徒がもう一段上を目指す際のヒントにこの作品が適していると思ったからです」
そのようなお話でした。
まさに弊社のいう”都市伝説!?”にご期待してくださったのです。
それは校訓の” 水平線上に突起をつくれ”と、まさにマッチしていると思いました。
また打ち合わせを終わり、視察のため会場となる講堂に向かう際にT先生からこんな逸話をお聞きしました。
今年春の入学者合格発表の日、掲示板の傍に大きな亀がいたというのです。
亀は合格者発表を見に来たのでしょうか?
その亀を動かそうとしたら飛び跳ねたというのです。
驚いて他の先生も駆けつけ、捕まえようとしたら、やはり亀は飛び跳ねたというのです。
亀が飛び跳ねることってあるのでしょうか?
そんな逸話を笑いながらお聞きしたのですが、元来、亀は吉祥の生物といわれていますし、ちなみに中国の信頼できる書法家の友人に訊いてみました。
彼はこう答えました。
「中国でも亀が飛び跳ねることはある。私も見たことがある。それは金運アップの前触れや、幸運の兆しなんですよ」。
この出来事はこれから田川高校に吉祥が舞い込むと前兆だったかもしれません。
まさに亀が運ぶ”都市伝説!?”だったかもしれませんね。
もっともその亀は、その後近くの沼へ丁重にお帰りいただいたそうです。
さて講堂での公演。
おかげさまで大盛況でした。
講堂自体がすばらしい造りであるうえに、生徒のみなさんの熱い声援を受けて、出演者のみなさんも張り切りました。
またパソコンの不具合の発生はあったもののメッセージのコーナーでは生徒のみなさんは、私たちの思いを真剣に受け留めてくれました。
ただしハプニングもありました。
それは軟体の技で、両手、両足、額、口元でワイングラスを支えるバランスの妙をお魅せする演技なのですが、なんとグラスをささえたシューズが脱げてしまったのです。
瞬間、緊張が走り、目が合った彼女にアイコンタクト、
「無理するな。スルーしていいよ」。
「ごめんなさい。でも最後までやる」。
彼女は一瞬こちらを睨みつけるような形相になり、なんとシューズを脱いで素足のままグラスを載せ直して、みごとやり遂げました。
またジャグリングのチャンピオンは珍しく失敗した後、生徒のみなさんの応援を利用して自ら高めるパフォーマンスをし、自らの集中力をマックスに追い込んでみごと成功させました。
プロが失敗することは恥ずかしいことですが、もっと恥ずかしいのはチャレンジを放棄すること。
必ず実る自分の努力を信じる姿を、田川高校の生徒のみなさんは目の前で体感したのではないでしょうか。
それは生徒のみなさんの大きな拍手に顕れていましたね。
ハラハラ、ドキドキの公演はこうして盛況裡に幕を閉じました。
これからの田川高校の生徒のみなさんの活躍が楽しみです。
みなさんはこれから自分自身の心にどんな”突起”を作りあげるのでしょうか。
楽しかった田川高等学校芸術鑑賞会。
このような機会を設けてくださったご担当のT先生や、温かく歓迎してくださったY校長先生をはじめ、多くの先生方や保護者の方々に心から御礼申し上げます。
そしてありがとう、ほんとうにありがとう田川高等学校のみなさん!
ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。
生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。
また㈱雅夢のフェイスブックもご参照ください。
この道一筋、まっすぐ、雅夢(がむ)しゃらに。
それではまたお会いしましょう。
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