芸術鑑賞会・浮羽工業高校のみなさん、ありがとう!
2018年11月12日
続いて11月7日(水)は福岡県立浮羽工業高等学校の芸術鑑賞でした。
会場は同校体育館。
演目は前日の湧心館高校と同じく「中国文化芸術夢公演」でした。
楽しかった湧心館高校を後にして、私たちは九州道を一路北九州へ向かいました。
6日は、明日公演の浮羽工業高校最寄りの久留米ICで下りて、久留米で宿をとっても良かったんですが、福岡県内で宿泊するぐらいなら、北九州まで走って自宅に帰ろうとなったのです。
というわけで出演者のみなさんを北九州市内のホテルに案内して、スタッフはそれぞれ帰宅しました。
そして翌朝集合し久留米まで向かいました。
浮羽工業高等学校は、明治39年に創立されて以来111周年を数える名門校。
久留米市田主丸町にあります。
田主丸といえば植木の一大産地でありブドウ巨峰の発祥地。
田園やフルーツ畑が織りなす四季折々の風景が美しいところです。
これまでの卒業生は2万1千余名に及び、県内はもとより全国で産業の発展に貢献し活躍しています。
在校生は、「質実剛健」「勤労力作」「創意工夫」の校訓のもと、基礎・基本を重視した学習に励んでいるのが特徴。
また工業技術を活かした「テクノボランティア」活動に力を入れており、自動車研究部は「空飛ぶ車いす」と称して、日本で不要になった車いすを修理・再生し、海外の体の不自由な子どもたちや大人に贈る、すばらしい活動を行っています。
さて浮羽工業高校の芸術鑑賞のご担当はH先生でした。
H先生は明るく、爽やかでご親切な先生。
こちらの話をよく聞いてくださり、とくに”都市伝説!?”に深いご興味を持たれました。
学習でも部活動でも、生徒たちのためになるのなら、それは取り組むべきですねと微笑まれました。
日程はこの11月7日がベターと、あつかましくお願いする当方に、会議に諮り検討しましょうと約束してくれました。
それが2月中旬のこと。
そして1か月後には早くも正式決定のご連絡をいただきました。
弊社を信用していただき、スピーディーに意思決定を統一なさったH先生のご期待を上回るよう、良い鑑賞会にしようと思っていた矢先、春の人事異動でH先生はなんと八女工業高校へ異動となり、後任はO先生となりました。
H先生から懇切な引継ぎを得ていたO先生との打ち合わせは実にスムーズに進みました。
O先生はスマートで理知的な先生。とてもご親切なお方です。
さて浮羽工業高校芸術鑑賞会の開演は午後1時30分から。
朝の機材搬入を生徒のみなさんが手伝ってくれて仕込み作業がとてもはかどりました。
さすが工業高校で学ぶみなさんですから、運ぶスピーカーや照明機材の品番や形状に興味があったようです。
また終演後も生徒のみなさんが機材搬出を積極的に手伝ってくれて助かりました。
ところがここで私たちがミスをしました。
それは簡易平台の足を忘れてきたのです。
翌日の田川高校の仕込み作業でそのことに気が付きました。
「だからダブルはおろかトリプルチェックを怠らないように!」。
大きな体を小さくして仕込み作業の責任者Gは恐縮するばかり。
さっそくO先生にご連絡し探していただいたら体育館にポツンとありました。
O先生、誠に申し訳ありません。
以後気を付けます。
ありがとうございました。
ところで公演?それはもう大盛況でした。
O先生から身に余るお褒めの言葉を頂戴したように、生徒のみなさんはこの公演のメッセージを深く心に受け留めてくれたようです。
これから中国はじめアジアへ、日本の卓越した”ワザ”を持つ技術者として活躍する生徒のみなさんの心に、日中友好の灯が受け継がれたらこれに勝る喜びはありません。
終演後、私たちを取り囲んでいた生徒のみなさんと記念写真を撮りました。
とても思い出に残る公演でした。
楽しかった浮羽工業高等学校芸術鑑賞会。
このような機会を設けてくださったご担当のO先生をはじめ、多くの先生方や保護者の方々に心から御礼申し上げます。
そしてありがとう、ほんとうにありがとう浮羽工業高等学校のみなさん!
ところでこのブログを発見してくださった方は、ぜひ公演の感想や印象を書き込んでくださいね。
生徒のみなさんの率直なご意見を教科書に、私たちも日々勉強しますから。
また㈱雅夢のフェイスブックもご参照ください。
この道一筋、まっすぐ、雅夢(がむ)しゃらに。
それではまたお会いしましょう。
中国雑技の公演は初めて拝見させて頂いたのですが、とても感動しました。出演者皆様の一つ一つの動作などは本当に感銘を受けました。舞台設営なども素晴らしく、とても有意義な公演になったと感じています。
是非また中国龍鳳芸術団の公演を観たいと思いました。公演の日程などを掲載して頂けると幸いです。
本当に素晴らしい公演をありがとうございました。
ところで出演者の方と写っている写真が他の学校の方の写真と思われるのですが気のせいでしょうか?
松岡 勇求 様
コメントありがとうございました。松岡さんにお褒めの言葉をいただき光栄です浮羽工業高校様の公演後、鹿児島の高校に参り、昨夜帰社しました。実は松岡さんのコメントを拝見して、文章がしっかりしており、これは浮羽工業高校の先生に違いないと思っていましたが、念のためご担当のO先生にお伺いすると、それは3年生の生徒ですよということでビックリ。すばらしい的確なコメントありがとうございました。ご指摘のように、掲載写真が間違っていました。早速訂正しましたのでお許しください。この時期は学校公演が多くて掲載を担当したスタッフが混乱したようですが、それは言い訳になりませんね。失礼重々お詫びいたします。なお公演日程ですが、まだまだ高校の公演が続きますが、自治体の一般公演などの際は、事前にスタッフブログやフェイスブックに告知しますのでご参照ください。日本と中国。歴史的にも地理的にも切り離せない両国ですが、政治、経済では大いに切磋琢磨しつつも、文化、芸術では互いを理解し、尊重しながら友好の道をともに歩みたいと考えています。友好の道は平和への近道。今後ともお互いに頑張りましょう。松岡さんの前途が洋々であるようお祈りしています。