イチロー選手にみる凡事徹底
2014年03月31日
「凡事徹底」とは、当たり前のことを当たり前に、すみずみまで行きとどくようにやるという意味なんだそうである。 格段難しいことではなく、誰でもできることを徹底して毎日やり続けること、つまり継続する力を養うということなんだそうだ。 弊社社長が口癖のように言う「当たり前のことを、当たり前に」は、この凡事徹底のことだったのだ。 万事を徹底しろと言われると気分が重くなるが、凡事を徹底するのならできそうな気がするから不思議だ。 あの大リーグで活躍するイチロー選手にこんなエピソードがある。 「今までに、これだけはやったな、と言える練習はありますか?」と聞かれたイチロー選手は、さりげなくこう答えたという。 「僕は高校生活の3年間、1日にたった10分ですが、寝る前に必ず素振りをしました。その10分の素振りを1年365日、3年間続けました。これが誰よりもやった練習です。」 継続する力、つまりルーティン(毎日やること)を本当に大切にしているイチロー選手はやはりすごい。 それはイチロー選手のこの言葉にも表れている。 「小さなことの積み重ねが、とんでもない所へいく道だった!」 まずは無理せず頑張れば何とか手が届くところに目標を設定する。そのためにやるべきことを、継続を条件に、凡事徹底する。ひたすら愚直に、当たり前のことを当たり前に。 なるほどなあ。
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